図鑑No.44 名取
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最終更新日:2013/12/23
艦娘図鑑
「名取」は長良型軽巡洋艦の3番艦。
宮城県の名取川から名づけられた。
進水:1922年
全長:162,15m
全幅:14,17m
速力:36ノット
CV:井口裕香
台詞等から見る史実
5500トン型軽巡洋艦の長良型の一艦として、1922年に三菱造船長崎造船所(現:三菱重工長崎造船所)で完成。
完成時には、高速軽巡洋艦として、水雷戦隊の旗艦に適した優秀な艦だった。
彼女が自己紹介で弱気というか「ぜひ配属してくださいね」と言っているのは、第ニ水雷戦隊を離れてからは予備艦となっていたせい。
仏印進駐作戦、マレー上陸作戦、ジャワ島攻略作戦などに参加。
バタビア沖海戦では米重巡「ヒューストン」の撃沈に貢献した。
その後は主に輸送作戦等に従事する。
最後は1944年に比島からパラオへの輸送作戦中に米潜水艦「ハードヘッド」(SS-365)の雷撃を受けて沈没した。
「名取」が撃沈された際に、生き延びたある士官が13日間300海里を短艇で漕ぎ続け生還した。
この士官は五十鈴と足柄にも乗り込むが撃沈され漂流、しかし鮫の出る海域を泳ぎ切って生還。
戦後は警察幹部や会社社長にまでなったという逸話も残っている。彼女達の運は彼に吸い取られたのではなかろうか・・・。
艦これでの名取は火力・雷装が高く、攻撃面に置いて秀でている。
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