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図鑑No.43 五十鈴

公開日: : 最終更新日:2013/12/23 艦娘図鑑

艦これ 図鑑No.43 五十鈴

「五十鈴」は長良型軽巡洋艦の2番艦。

三重県を流れる五十鈴川より名づけられた。

進水:1921年

全長:162,15m

全幅:14,17m

速力:36ノット

CV:井口裕香

 

台詞等から見る史実

5500トン級軽巡洋艦の長良型の1艦として建造された。完成時は高速艦として水雷戦隊の旗艦に適した優秀な艦であり、歴代艦長からは堀悌吉、山本五十六、高須四郎、山口多聞など後に著名になった指揮官も輩出した。

 

太平洋戦争の開戦時にはすでに旧式化しつつあったが、第2水雷戦隊の旗艦として南太平洋海戦と第三次ソロモン海戦に参加するなど活躍を見せている。

第三次ソロモン海戦以後は輸送任務や救助活動などに従事。

 

 

1943年空襲を受けて日本に帰還した際に、その修理と共に改装を受ける。

主砲を全て高角砲にするという思い切った対空装備に。また電探と対潜装備も増強した。

ちなみにこの対空増強の改装は5500トン級軽巡洋艦が対象で、五十鈴は損傷復旧ついでに第一弾として改装されたわけだが、戦局の悪化によってそれに続く艦はおらず、結果的に「五十鈴」だけが5500トン級軽巡の中で異彩を放つこととなった

 

改装完了後はレイテ沖海戦に参加。対空装備を生かして敵13機(うち4機は不確実)を撃墜しこの海戦を生き延びた。

その後はフィリピン方面で輸送任務に従事。

1945年にビマを出港したところで米潜水艦「ガビラン」(SS-252)から1本、「チャー」(SS-326)から3本の魚雷を受けて沈没した。

結局、対潜掃討に従事することは最後までなかった。

 

 

ゲームではレベル12という破格の低さで改造が可能、さらに便利な装備まで持ってきてくれることから「十二鈴」なんて呼ばれたりもすることも。

軽巡最初の改二が実装され、またその改造レベルが50であったことからしっかり「五十鈴」となったため、あまり「十二鈴」という呼び名は見かけなくなった気もする。

五十鈴改二」については対潜に関しては全艦娘中最強。対空も軽巡としては破格の数値であり、ステータス合計値は全艦娘の中でもトップクラスの高さである。

電探を取って餌だなんてもう言わせないわっ!

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