図鑑No.67　朧

「朧」は吹雪型（特型）駆逐艦の17番艦。

綾波型（特Ⅱ型）としては7番艦。

進水：1930年

全長：118m

全幅：10,36m

速力：38ノット

CV：早坂梢

 

台詞等から見る史実

図鑑では「敷波」から随分飛んだが、綾波型（特Ⅱ型）駆逐艦の7番艦。

ちなみに3~6番艦は朝霧・夕霧・天霧・狭霧の4隻であり2013年11月現在未実装である。

 

「朧」とは霧などで薄く曇った様子を指す言葉で、「霞」と同じような状況だが、朧月なんて言葉もあるようにこちらは主に夜の場合に使われる。

 

 

戦歴は古く、太平洋戦争前の第一次上海事変~上陸作戦などにも参加している。

また1935年には第四艦隊事件（大規模な海難事件）にも巻き込まれており、艦首が屈曲する被害を受けた。

 

太平洋戦争において、「若葉」と共にキスカ島への輸送作戦中に米軍機Ｂ－26の爆撃を受けた。

5機のうち2機を撃墜するなど奮戦したが、最後は被弾した爆弾が輸送中の弾薬に誘爆して沈没した。

自己紹介で「キスカに近づきたくない」と言っているのはこのため。

 

 

またイラストに関してだが、特Ⅱ型の中でもこの「朧」から煙突が短くなり、見た目が少し変わっている。そのため絵師が「朧」から変わっているのではないかと予想される。