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図鑑No.53 加古

公開日: : 最終更新日:2014/01/04 艦娘図鑑

艦これ 図鑑No.53 加古

「加古」は古鷹型重巡洋艦の2番艦。

名前の由来は兵庫県を流れる加古川から。

進水:1925年

全長:185,166m

全幅:16,55m

速力:34,6ノット

CV:大坪由佳

 

台詞等から見る史実

重巡洋艦の慣例では山の名前が付くのだが、「加古」が川の名前なのは元々軽巡洋艦として建造される予定だったから。川内型の1隻として予定されていたが、軍縮により中止された。

その後名前と予算を流用、艦型と艦種類を重巡に変更して建造された。

最上利根は書類上では軽巡だったが、加古だけは書類上でも重巡にも関わらず川由来の名前である。

 

戦歴はグアム島攻略、ウェーク島攻略、ラバウル攻略などに参加。

日本の大勝だったとも言われる第一次ソロモン海戦にも参加している。

米重巡「アストリア」、「ヴィンセンス」へ被害を与え、「クインシー」と豪重巡「キャンベラ」の撃沈に貢献した。

この戦闘での被害はなかったが、帰還中に米潜水艦「S-44」に捕捉され、発射された4本の魚雷のうち3本が命中。艦長の処置が早かったことと味方基地の近海だったこともあり、幸い乗員の多くは救助されたが、「加古」は沈没した。

自己紹介での台詞の「帰りは怖い」というのはこのことからきている。

 

 

余談だが、日本艦艇伝統(?)の居住性の悪さをこの加古も存分に発揮。

乾舷(船舶の水面より上に出ている部分)の低さから、ちょっとした友軍艇の行き来ですら波が入ることから常に舷窓は閉め切られており、古鷹とともに「水族館」なんてあだ名が付けられている。

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