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図鑑No.013 61cm三連装魚雷

公開日: : 最終更新日:2014/01/15 装備図鑑

艦これ 図鑑No.013 61cm三連装魚雷

駆逐艦娘が持ってきたり、資材最低値の開発で出たりと序盤で手に入る魚雷装備。魚雷を装備すると雷装値が上がり、雷撃戦・夜戦で敵に大ダメージを与えることができる。

特に、駆逐艦には装備出来る砲で火力が高いものがないので、夜戦攻撃力(火力+雷装)を考えると魚雷の方が良い場合も多い。ある程度ゲームが進むと四連装魚雷酸素魚雷が手に入りだすので、それまでの繋ぎとなる装備。

 

元ネタは「一二年式61cm3連装水上発射管」。同じ61cm三連装魚雷としては「九〇式61cm3連装水上発射管」が存在するが、説明文では睦月型・吹雪型に搭載と書いてあるので一二年式の方が該当する。

九〇式は最上型や初春型、利根型に搭載されていた。

これより以前の駆逐艦では、53cm三連装魚雷を載せていたのだが、各国の魚雷に対する防御力が向上したため、水雷戦厨の日本海軍が火力向上のために61cmにした。

搭載された艦はまずは夕張や5500t級軽巡に搭載され、その後駆逐艦として初めて61cm、しかも三連装の魚雷を睦月型に2基搭載した。それから吹雪型にも三連装魚雷を3基9門搭載した。これは当時の日本海軍で最大の門数。

一応酸素魚雷搭載可能なように改造する計画はあったものの、酸素魚雷でなくとも十分な性能であり、酸素魚雷の基礎となる優秀な魚雷だった。

この三連装魚雷は「酸素魚雷」が開発されるまでの駆逐艦を支えた装備だったといえる。

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