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図鑑No.28 天龍

公開日: : 最終更新日:2013/12/19 艦娘図鑑

艦これ 図鑑No.28 天龍

軽巡洋艦、天龍型の1番艦。

名の由来は川の名前。天竜川にちなんでつけられた。

進水:1918年

全長:142,65m

全幅:12,34m

速力:33ノット

CV:井口裕香

 

台詞等から見る史実

八八艦隊計画の3,500トン級軽巡洋艦として第一次世界大戦直後に建造された。

人力装填の単装主砲と魚雷発射管が主兵装である。

主に夜戦に際して駆逐艦を率いて敵主力艦に雷撃を行う水雷戦隊旗艦としての役割を期待された。

「夜戦に行くならオレを外すなよ」といった台詞はこのような役割だったから。

 

彼女自身の言う通り完成当時は世界水準であったが、続々と就任する朝潮型や陽炎型により旗艦の任につくにはちょっと荷が重くなってしまった。

マル4計画の枠外で天龍型の2隻を大和武蔵の随伴防空艦として改造することが決定。改装内容としては主砲と魚雷を全て下ろして、8cm連装高角砲5基を搭載するというもの。

しかし予算までつけられていたが、太平洋戦争開戦のため実施されなかった。

 

 

元々小さな艦であったため、拡張性がなく、太平洋戦争にあっては駆逐艦よりも劣ってしまう性能となってしまった。

そんな旧式の彼女だが第一次ソロモン海戦に参加している。

不参加予定であったが、第18戦隊の首脳による訴えで急遽参加が決定。

しかし性能差は覆せず、本来は艦隊の先陣を切って水雷戦をする艦種でありながら、邪魔にならないように主力の後ろに配置されてしまった。

 

その後は各地の輸送作戦に従事。

1942年のマダン上陸作戦支援中に米潜水艦「アルバコア」(SS-218)の雷撃を受けて沈没した。

軽巡洋艦の中では最初に潜水艦による攻撃で沈没したのはこの「天龍」である。

 

まぁその後の多くは大体潜水艦のせいというか、また「アルバコア」か・・・という状況になるわけだが。

 

ちなみに彼女のイラストの眼帯についてだが、サーチライトの破損が元ネタと言われている。

中二病ってわけではない。

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