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図鑑No.85 朝潮

公開日: : 最終更新日:2014/01/14 艦娘図鑑

艦これ 図鑑No.85 朝潮

「朝潮」は朝潮型駆逐艦の1番艦。

この名を持つ艦船としては白雲型駆逐艦「朝潮」に続いて2代目。

進水:1936年

全長:118m

全幅:10,386m

速力:34,85ノット

CV:宮川若菜

 

台詞等から見る史実

元々は改白露型を14隻の予定だったが、軍縮脱退もあったのでそれを機に改白露型は4隻で打ち切り、残りの10隻は設計を改めた。これが朝潮型である。

艦これでは2013.12月現在、4隻が未実装。

10姉妹は順に、

朝潮 – 大潮 – 満潮 – 荒潮 – 朝雲 – 山雲 – 夏雲 – 峯雲 – 霞 – 霰

 

 

艦これでの彼女は、黒髪ストレートのいわゆる委員長タイプな駆逐艦娘。

性格は見た目の通り、真面目で喋り方も敬語を使う。提督ラブ勢というよりは提督に忠実といった感じ。

実際、最近のアップデートにより放置ボイスが追加されたのだが、その中に「司令官が待てと言うなら、この朝潮、ここでいつまででも待つ覚悟です!」という台詞がある。

忠犬を連想するのか、そういった扱いをされることが増えた模様。

 

 

そんな彼女の史実で有名なのはビスマルク海海戦のエピソード。

1943年にラエ方面への輸送作戦(八十一号作戦)に従事中に、ビスマルク海海戦に遭遇した。

この八十一号作戦敵制空権下を昼間に強行突破させるという無謀でずさんな作戦であり、船団護衛の担当第3水雷戦隊の参謀は中止を申し入れたが、それに対し第八艦隊参謀神重徳大佐は「これは命令である、全滅覚悟でやってもらいたい」と言い放って作戦を強行させた。

その余りに危険な作戦から、出撃前に「朝潮」の佐藤康夫駆逐隊司令と給炭艦「野島」の艦長松本大佐は「やられたらお互い必ず救ける」と約束を交わした。

 

 

こうして八十一号作戦が開始、案の定、敵航空機からの攻撃に晒されることとなった。

ビスマルク海海戦で連合軍は新戦法の反跳爆撃を導入(詳しくは白雪の図鑑で。)、為す術もなく船団は護衛艦艇ともども壊滅したが、朝潮は攻撃を回避しきった。

白雪から指揮を託された敷波は敵機再襲来の情報を受けて、全艦退避を命令

しかし、朝潮は約束を守り「ワレ野島艦長トノ約束アリ、野島救援ノ後避退ス」と言い放って命令を振り切り、単身で航行不能の「野島」と妹の「荒潮」の救助に向かった。

救助が終わろうかという頃、敵機の再襲来により集中攻撃を浴び、速力が上がりきらないまま荒潮の目の前で被弾、総員退艦命令が出されるも、弾薬庫爆発後数分にして撃沈された。

 

約束通り救助された野島艦長の松本大佐は生還した。しかし佐藤司令は周囲の退艦を勧める声に「俺はもう疲れたよ、このへんでゆっくり休ませてもらうよ」と寂しく笑い、前甲板に腰を下ろすと、空を見上げながら悠然とタバコを吸いつつ、朝潮と運命を共にしたという。

 

艦これでの朝潮の生真面目で忠実な性格は、このような史実に基づいているのではないかと思う。

 

ちなみに、この「ビスマルク海海戦」はアメリカ側の呼称。

一方的にやられるだけであった日本側は正式名称をつけておらず、一般的に「ダンピールの悲劇」と呼ばれている。

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