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図鑑No.56 那智

公開日: : 最終更新日:2014/01/04 艦娘図鑑

艦これ 図鑑No.56 那智

「那智」は妙高型重巡洋艦の2番艦。

艦名の由来は和歌山県にある那智山から。

進水:1927年

全長:203,76m

全幅:19m

速力:35,6ノット

CV:種田梨沙

 

台詞等から見る史実

呉海軍工廠にて建造された妙高型の2番艦。

2番艦なのだが、竣工は姉の妙高よりも半年以上も先である。これは昭和天皇即位記念の大観艦式に間に合わせるため。そのため那智型と呼ぶ人もいる。

 

 

第5戦隊の旗艦としてスラバヤ沖海戦に参加。

その後は第5艦隊旗艦として北方方面の担当となる。アッツ島沖海戦などに参加している。

第5艦隊といえば有名なのはキスカ島撤退作戦だが、那智も本来参加予定だった。(1度目の出撃で帰ってきた木村提督の督戦艦として。)

しかし那智の燃料が足りなかったため、その役は「多摩」に譲っている。

 

1944年のレイテ沖海戦にも参加。

レイテ湾に来襲した米軍攻撃のための第ニ遊撃部隊(志摩艦隊)の旗艦として出撃。スリガオ海峡で大破していた西村艦隊の「最上」と衝突して損傷。引き返してマニラへと入港した。

 

戦歴を見ての通り、どこの艦隊でも基本的に那智は旗艦を務めており、艦これの台詞でも見られる「那智戦隊」というのはこのためである。

 

最後は入港していたマニラ湾にて米空母「レキシントン」艦載機からの空襲を受けて沈没している。

自己紹介で艦載機に対して「あれは少し苦手だな」と言っているのはこのためである。

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