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図鑑No.25 鳳翔

公開日: : 最終更新日:2013/12/19 艦娘図鑑

艦これ 図鑑No.25 鳳翔

自己紹介の通り、「最初から空母として建造された」世界初の航空母艦。

着工時点での名は「竜飛」を予定していたが途中で「鳳翔」に改名された。

進水:1921年

全長:165,0m

全幅:22,7m

速力:25,0ノット

CV:洲崎綾

 

台詞等から見る史実

「最初から空母として建造された」世界初の航空母艦というのは、最初に建造された空母はイギリスの「フューリアス」(空母に改装)、書類上の日本初空母は「若宮」(事実上は水上機母艦)のため、ちょっと定義が細かい。

空母として最年長であり、後には練習空母となり搭乗員を育ててきたことからもまさに空母のお艦的な存在。艦これでのイラストや溢れ出る母性もこのため。

 

帝国海軍は同盟国である英国の空母運用に当初から多大な関心を寄せてはいたが、自国に建造技術がなかった。そこでイギリスはセンピル卿を長とする技術団を日本に派遣。空母の建造技術を指導した。

こうして完成した鳳翔は第二次世界大戦より実戦投入された。

彼女自身の言う通り、とても小さい空母だったが、第一航空戦隊の初期メンバーを赤城と共に務めたり加賀と連れ立って第一次上海事変に派遣された際には鳳翔搭乗機が帝国軍航空機初の撃墜戦果を挙げたりと、開戦時の日本を大きく支えた空母である。

 

その後は航空機の大型化に伴い、運用が難しくなってきたためミッドウェー海戦への出撃を最後に練習空母として内地に留まることとなった。イラストで彼女の背負っている矢の色がオレンジ色なのはこのためである。

「赤蜻蛉」と呼ばれる練習機の色がこのオレンジだった。

 

練習空母になったのだが、その飛行甲板の短さから新型機を飛ばすのにも苦労したため無理やり飛行甲板を伸ばす改装がとられた。(全長165mに対して飛行甲板180m)

そのためはみ出た分の飛行甲板は当然海の上であり、艦が揺れやすく、発着艦難度の非常に高い空母となってしまった。その難度の高さは、着艦できたら賞金が出るとまで言われたほど。

 

改装によって外洋での航行に向かなくなってしまった(というか出来なくなってしまった)ため、戦場に駆り出されることなく終戦を無傷で迎える。

艦これでの運の値が高いのはこのため。

終戦後は飛行甲板を撤去し、外洋航行の能力を取り戻し復員輸送船として従事。約4万人を日本に連れ帰り退役となった。

役目を終えた鳳翔は、大阪(日立造船)で解体された。

こうして空母達の母のような存在だった「鳳翔」は、最初に建造され最後まで生き残った艦であり、娘達の生と死を全て見守った形となった

 

 

余談だが、映画「風立ちぬ」にも登場している。ジブリ作品で他に登場した実在艦は「火垂るの墓」での摩耶などがいる。

 

2013年10/23のアップデートで実装された「千歳」の午後7時の時報ボイスで「午後7時、そろそろ晩ご飯ですね。鳳翔さんのお店に行ってみます?」というボイスが追加されている。

まさかの「居酒屋/小料理 鳳翔」の公式化である。行ってみたい。

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