図鑑No.4 日向
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最終更新日:2013/12/16
艦娘図鑑
伊勢型戦艦の2番艦。名前の由来は宮崎県の旧国名である日向国。
現在では海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」に引き継がれる。
進水:1917年
全長:219,62m
全幅:33,83m
速力:25,1ノット
CV:大坪由佳
台詞等から見る史実
元々は扶桑型戦艦の4番艦として建造される予定だったが、財政事情で大幅に建造が遅れたため、扶桑型の欠点を改善し伊勢型の2番艦として建造されることとなった。
神話に由来する日向国、この日向国は日本海軍の発祥地とされている。そのことからも戦艦にふさわしい命名といえる。
そしてこの戦艦「日向」、実際に何か憑いてるレベルの謎の強運の持ち主。
第3砲塔の爆発事故、第4砲塔爆薬庫の火災、第5砲塔の爆発事故を起こしながらもなぜか無事だった。
砲塔爆発などが即轟沈しかねない事故なのは陸奥の事例からも分かる。
その強運をあやかってか、第2戦隊・第4航空戦隊などでずっと旗艦を務めていた。
また、伊勢と日向が航空戦艦となった契機はこの第5砲塔の爆発事故。
この爆発事故と同時期にミッドウェー海戦で空母を4隻失ったため、空母の補填が早急に必要だった。
そこにちょうどよく(?)第5砲塔を失った日向がいたので、そこに航空機運用装備を付けようということで、航空戦艦への改装が決定した。
日向の台詞「おいおい、なんで第5砲塔なんだ?」というのはこの事故が元ネタ。
改装後は姉の伊勢と同じく、載せる艦載機が不足していたので、「北号作戦」などの輸送任務で活躍することとなる。
詳しくは伊勢の記事をどうぞ → 図鑑No.3 伊勢
北号作戦後は呉軍港で停泊。そのときに呉軍港空襲によって損傷。浮き砲台に指定される。
その後も続いた呉軍港への米空母機の波状攻撃を受け、日向は大破着底。
終戦を迎え1947年に解体処分となりその艦歴を閉じた。
彼女が自己紹介の際に「呉で朽ち果てる迄、戦うつもりだ。」と言っているのは文字通りそういった経歴からきている。
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