図鑑No.169　谷風

陽炎型駆逐艦の14番艦。

1944年、タウイタウイ沖で雷撃により戦没。艦名は初代「谷風」（江風型駆逐艦）に続いて2代目。

進水：1940年

全長：118,5m

全幅：10,8m

速力：35ノット

CV：小松真奈??

 

台詞等から見る史実

1周年イベント「索敵機、発艦始め！」にて先行実装(2014/4/23)

ドロップは現状ではE2以降のボスドロップのみであり、入手はそれなりに困難。

姉の浜風同様、対潜装備を初期/改造後に持ってくる珍しい艦である。

性格は江戸っ子っぽい感じで涼風に近い。放置時には「どっかに夜戦でも行こうよ〜？」と誰かさんのような台詞も…。

イラストは浜風や摩耶・鳥海などを担当しているパセリ氏。

谷風の中破絵は犯罪臭が半端ないと結構話題だったりする。

 

史実

開戦時は浦風、磯風、浜風と共に第17駆逐隊として阿武隈率いる第一水雷戦隊下で真珠湾攻撃に参加。

その後も南雲機動部隊の一員として、空母を護衛してハワイ海戦やミッドウェー海戦に参加。

ミッドウェーでは最後まで戦った飛龍の乗員救助を実行した。完全に制空権を失い、米軍機の集中攻撃に遭うことが想像される領域に突っ込むという危険な任務であったが、谷風艦長勝見基中佐は、1発の至近弾を除き137発もの敵弾をすべて回避するという神業を見せる。

だが、米軍の攻撃により到着が遅れたこともあって飛龍を脱出した生存者を発見することはできなかった。

図鑑での『くそ敵機からの雨あられ』はこの時の史実。また、全て回避した史実からすばしっこさには自信があるようで、MVPの台詞では「こー見えて、この谷風はすばしっこいんだよ？ 爆弾なんて、当たる気がしないね！」と言っている。

 

その後はソロモン方面の戦いに加わる。

1944年になると、マリアナ沖海戦に備えて艦隊の停泊するタウイタウイに移動。以後磯風、島風、早霜と共に対潜哨戒にあたることになる。

最後は、哨戒中に米の最強潜水艦と名高いガトー級潜水艦「ハーダー」に補足され撃沈された。