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図鑑No.161 あきつ丸

公開日: : 最終更新日:2014/03/07 艦娘図鑑

艦これ 図鑑No.161 あきつ丸
進水:1941年

全長:152m

全幅:19,5m

速力:21ノット

CV:能登麻美子

 

台詞等から見る史実

2013/12/24より実装された”大型建造“と共に実装された艦娘。この大型建造にて手に入る。

艦これ初の「揚陸艦」という艦種で、陸軍からの参戦。

資材獲得量の増える「大発動艇」という新装備を持っており、遠征要員として活躍!

…としたいところであるが、自身の燃費はあまり良くなく、弾薬は駆逐艦以下だが、燃料に関しては重巡並。さらに戦闘能力の低さから1-1でのキラ付けにも手こずる模様。

そのため、「大発動艇」は他に水母でしか装備出来ないので、こちらに載せることも検討したい。

 

揚陸艦」は海上から上陸し奇襲を行う「上陸戦」を行うための船で、本艦もそのための上陸用舟艇である大発動艇の運用を行う。27隻の「大発」の搭載が搭載されており、船尾には門扉がありここから滑走台を通して上陸艇を発進させることができた。

さらに、上部には飛行甲板と格納庫があり、上陸支援用の航空機を搭載、発艦させられるようになっていた。このため「陸軍空母」とも呼ばれたりもする。

 

 

その先進的な彼女だが、史実ではというと、”着眼点は良かったがちょっと残念”な艦であった。

あきつ丸搭載航空機のパイロットは空母に乗ったことがない陸軍パイロットで、陸軍の戦闘機である。そのため、発艦はまだしも、着艦が出来なかった。

発艦した戦闘機はどうするかというと、「着艦する頃には上陸部隊が敵飛行場を占領しているはずなので、そこに着艦すればいい」という見切り発射っぷり。もしくは陸か水面に不時着(要は乗り捨て)するしかなかった。

艦これでの彼女が搭載数0なのはこれが原因。

というか、航空支援なら空母を保有する海軍に頼めばいいのではないかと普通は思うかもしれないが、まぁ両軍は仲が悪かった上に、海軍は「揚陸作戦?そんなことよりドーピング艦隊決戦だ!」状態だったので、頼りにならなかった。

 

 

竣工から一月あまりで参加した太平洋戦争序盤の蘭印作戦では、ジャワ島上陸作戦での揚陸任務を見事に成功させたのだが、本来の目的の揚陸作戦には参加出来ず。

飛行甲板や格納庫も航空支援には使われず、荷物を積むのに使われた。

その後も、揚陸作戦に参加する機会はなく輸送任務に従事。

 

しかし、戦局の悪化、特にアメリカの”無限潜水艦作戦”により日本のシーレーンを壊滅させられ、潜水艦をどうにかしないと行けない状況となる。

そこであきつ丸はこの時代まさかのヘリ空母化カ号観測機に対潜用爆弾を搭載して、いざ潜水艦を倒しに出陣!…とはいかなかった。

理由はカ号の生産が進まなかったことや訓練が進まなかったこと。この時代のヘリ技術はまだまだ試作とも言える段階で、固定翼機の方が結局強かったことなどが挙げられる。

そのため、カ号観測機が艦載されることはなく、ヘリ空母化は断念。

 

その代わりに選ばれたのが、三式指揮連絡機が対潜哨戒機に改造されたもの。これを持って対潜任務で活躍…することもなかった。何度か試験哨戒はしたものの戦果はなかった。

艦これでの「あきつ丸改」はこの時の状態を反映したもの。航空艤装を強化して固定翼機の着艦に対応した。

 

結局、対潜任務から外され、輸送任務に従事することになる。本来の役目を発揮することなく、1944年に五島列島沖で米潜水艦に雷撃され沈没した。

活躍は出来なかったが、そのコンセプトは強襲揚陸艦の先駆けであり、ヘリ空母は現代の海自の「ひゅうが」や「いずも」の前身である。時代の先を行き過ぎたとかどこかのゲーム会社のようだが、本艦がいかに先進的であったかは伺えると思う。

 

 

また、艦これでのグラフィックがモノクロでその異彩な姿に驚く提督も多いが、これは史実でモノクロ迷彩をされていたことに由来している。この迷彩は立体感を喪失させ、敵が視認しにくくするものであり、グラフィックがのっぺりした感じなのはこのためである。

改になると本来の色に戻るので、違和感がなくなる。

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