図鑑No.047 三式水中探信儀
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装備図鑑
アップデートにより倍増したステータスにより現状最強の対潜装備。図鑑説明文には「性能は高くはありません」とあるが、これはアップデート前の数値での文章だから。現状では爆雷とのシナジーやそのものの効果などは確認されていないが、三式爆雷投射機とよく合わせて装備され、この2つを持ってすれば、敵潜水艦や演習での伊号などに大きな力を発揮する。
装備は、図鑑では軽巡と駆逐しか載せられないとあるが、潜水艦や雷巡にも装備可能。そのステータスは高く九三式水中聴音機の上位互換であるが、その分開発も困難なので気長に集めよう。幸い開発レシピは安い。
元ネタは日本海軍の「三式水中音波探信儀」で、日本初のブラウン管式のアクティブソナーである。この三式探信儀はドイツの技術によって開発されたもので、従来の九三式探信儀に比べ大幅な能力向上を果たした。
能力向上に大きく貢献したのが、「ブラウン管式」である。ブラウン管、つまりTV画面にソナーによって探知された結果が波として表示され、その波の形から敵の位置や大きさを予測するのである。
この三式探信儀の欠点は、艦の中心線に装備することは不可能であったこと。そのため右舷に装備すれば左舷側が、左舷に装備すれば右舷側が探知不可能になる。これを防ぐため、海防艦は両舷に探信儀を装備している。
三式探信儀は松型駆逐艦や夕雲型駆逐艦、海防艦などの戦争後期に建造された艦艇に装備される。 しかし、もともと日本の対潜戦闘能力は高くなかったためあまり威力を発揮しなかった。むしろ掃討中に逆襲を受け被害ばかり増える有様だった。
また「アクティブ・ソナー」と「パッシブ・ソナー」の違いは九三式水中聴音機の図鑑を参照に。
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