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図鑑No.006 20.3cm連装砲

公開日: : 最終更新日:2014/01/15 装備図鑑

艦これ 図鑑No.006 20.3cm連装砲

多くの重巡洋艦の初期装備。軽巡洋艦にも装備可能なので15.5cm三連装砲(主砲)の完全上位互換である。

ただし、15,5cm三連装砲(主砲)のところでも述べたが、軽巡に搭載できるのは「艦これの世界には軍縮条約がない」から。しかし、無理矢理積んでいるので「100%の能力は発揮できない」とのインタビューがfebri vol.20に掲載されている。

また、数字上では15.5cm三連装砲(副砲)と火力・対空が同じで、あちらには命中+2があるので、劣化しているように見えるが、内部パラメータとして主砲には主砲のメリットがあるため単純な下位互換にはなっていないとのこと。

さらに2013年9/18のアップデートでは重巡の夜戦強化がされたのだが、この際に「20,3cm連装砲がキーである」と公言されたため、単純な下位互換ということは一層なくなった。

 

元ネタは、「50口径三年式二号20cm砲」。20cm砲という名称だが口径は20.3cm

ちなみに一号はちゃんと20cm。古鷹青葉妙高型重巡の初期装備で、赤城加賀にも10門搭載されていた。

三号は艦これでも実装済。通称「三隈砲」のあれである。こちらは55口径と長砲身化されているのだが、秘密保持のため名称は「50口径三号20cm砲」としていた。

 

当時、軍縮により主砲口径8in(20.3cm)より大きい艦の建造・保有は制限されていた。各国は主砲口径8inギリギリの艦を量産するのだが、この時の日本の巡洋艦の主砲は7.9in(20cm)と列強に比べて小さかった。

たかが3mmの差だが、九一式徹甲弾が20cm砲向けに作られていなかったため、その3mmの差は大きかった。そこで、20,3cm砲を作り、そちらに換装しようとしたのが本砲の開発のきっかけである。

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