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図鑑No.057 彗星一二型甲

公開日: : 最終更新日:2014/02/05 装備図鑑

艦これ 図鑑No.057 彗星一二型甲

彗星の上位機種で、彗星と比べて爆装+2索敵+1の現在最強の艦爆

同位機種の流星と比べると、開幕攻撃では劣るものの、砲撃戦火力では安定して優位で、どっこいどっこいなのだが、艦攻には流星の上位である流星改が存在するため、そちらと比べられがち。そのため本装備が低性能とのレッテルを貼られることも少なくない。ちょっと不幸な装備である。艦爆にも流星改と対になる性能の上位装備の実装が待たれる。

 

元ネタは「D4Y2a彗星一二甲型」。彗星一一型のエンジンを新型に改装して性能向上を図ったD4Y2型を、さらに武装強化したもの。図鑑説明のようにエンジンをより強力なアツタ三二型に換装。そして後部機銃も13mmに火力強化した。

ちなみに一二型の派生機には、上方に向けて斜めに20mm機関砲を装備して大型機撃墜を狙った夜間戦闘機タイプの一二戊型がある。

図鑑での芙蓉部隊とは、戦争末期に美濃部正少佐によって作られた夜襲特化の航空機部隊。「特攻でパイロットをすり潰すより、ゲリラ夜襲を行ったほうが効果的」という信念のもと、小さいながらも最後まで確実に戦果を挙げ続けた。

機体を失った「月光」夜戦部隊や水偵乗員を寄せ集め。本来の所属もバラバラで、要は美濃部少佐が勝手に作った私兵部隊で、そのため機体も独自調達する必要があり、そこで目を付けたのが整備が難しく各地で放置されていた彗星だった。訓練された整備員達により、部隊の彗星は(一二甲型に限らず)その性能を十分に発揮できるようになった。

訓練の結果や彗星の稼働率に驚いた上部組織の第三航空艦隊は美濃部少佐のバックアップを決め、「芙蓉部隊」の隊旗を与え、以後終戦まで優先的に燃料や弾薬の補充を行った。

「本機で、あの有名な芙蓉部隊ばりの奮戦を!」

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コメント一覧

  1. くる より:

    砲撃戦火力では、彗星12甲は、流星だけでなく、流星改ですら上回るはずではなかったでしったっけ?
    (わずかですが)

    せったまさんの「装備⑥ 艦攻と艦爆どっちを選ぶ? [艦載機]」でも、そうなっていたと思いましたが読み間違えています?
    特に後半マップでは開幕爆撃はほとんど期待できないので、彗星12甲は十分選択肢になってくると思います。
    ただ、艦爆の方が消耗少ないという話は、少し疑われていた様な記憶があります。
    (でも、私は大きなデメリットはないので、消耗の低さを期待して積んでますけど(^^;)

    • せったま より:

      >いえ、それで合ってます。この図鑑記事での文章が少しわかりにくかったかもですが、
      「流星」とは開幕と砲撃戦とにそれぞれ分があるので、どっこい。
      「流星改」はくるさんの言う通り、砲撃戦が有利とはいえわずかな差なので(開幕期待値は結構差がある)、流星改と比べられると劣勢ということが書きたかった感じです。

      艦爆の消費の低さは疑われているのですか。最近艦隊防空などが詳しく分かってきたということまでしか知らないのですが、色々判明してるんですねー。調べなくては(;゚д゚)

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