図鑑No.053 烈風改
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最終更新日:2014/06/13
装備図鑑
2014.4月の1周年イベント『索敵機、発艦始め!』の最初の海域であるE-1のクリア報酬として実装。
烈風の完全上位互換。図鑑の数値上では+2の装備となるが、紫電改二と烈風の差を記事にしたことがあるように、艦戦はその計算上、+2は大きな差となる。
分かりやすい例だと、赤城の32機に烈風改≒加賀の46機に烈風 となるくらい。
着弾観測の実装などによって、これまで以上に制空値は重要な要素の1つとなった。現状開発不可のこの1つしか入手手段がないので大切にしよう。
誤って廃棄にも当然注意だが、それ以上に、装備した艦娘を轟沈させてしまいロストする事態が結構発生している。無理な進撃はしないこと。
ちなみに烈風改よりもさらに上位に震電改があるが、そろそろ1年ほど経つにも関わらず音沙汰なし。約1年後の今になり烈風改が実装されたことを考えると、まだまだ入手手段の実装はないものと思われる。というか実装する気がない可能性も?
「烈風改」という名前は俗称。このように呼ばれた機体はいくつか存在する。
1,『誉』からハ43に換装した仮称烈風一二型(A7M2)。戦後一般的に”烈風”とされる機体だが、当時は『流星改』に準じてこう呼ばれることもあった。
2,烈風の武装を翼内20mm機銃×6、斜め銃30mm機銃×1を装備した高高度局地戦闘機(対B-29戦闘機)
3,烈風のハ43をターボチャージャー装備としたA7M3-J
艦これでの「烈風改」は図鑑説明文から3のものにあたる。A7M3-Jはペーパープランに終わった機体で、2013年3月に堀越二郎氏の親戚宅で設計図が発見された。
ちなみに1~3のどの機体であったとしても、艦これのような艦上機ではなかったりする。
開発に難航してる間に紫電四一型が次期艦上戦闘機となったので、A7M2以降は最初から艦載装備を持っていないのである。
艦載機という枠組みから解放されたことで発着艦に重要な離着陸距離や低速性能を無視できるようになり、今までの悪戦苦闘が嘘のように開発速度が向上したが時既に遅かった。
また、単純にこの頃にはもう機動部隊が壊滅していたという事情もある。
主翼にある「空技廠」は海軍航空技術廠の略で海軍の部署のことを指す。帝国海軍の航空技術に関する研究開発と試作機の試験を行っていた機関の一つ。
(実際には横須賀、広島、長崎の3ヵ所があったが、単に「空技廠」と呼ぶ場合は通常横須賀空技廠を指す。「横空」とも呼ぶ。)
研究開発を専門としていたため、高性能だが生産性を無視したピーキーな設計にすることが多く製造を担当したメーカーの負担になったとか・・・。(空技廠自体は量産能力は持たない)
尾翼に描かれている352-20は横須賀空技廠の文字コードで、実際には局地戦闘機『雷電』の番号である。
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