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図鑑No.054 彩雲

公開日: : 装備図鑑

艦これ 図鑑No.054 彩雲

索敵+9という優秀な偵察機であり1艦隊に1スロットは欲しい艦隊の目

そして数値上では分からないが大きな効果として「T字不利」をなくす。(非常に低確率ではあるが、T字不利も引くとの報告もwikiにはあるが、私は見たことがないので、当記事では”なくす”とする)

ボス戦などにおいては火力が足りなくなるT字不利をなくせる効果は大きい。注意したいのはあくまでも「T字不利」をなくす効果であり、「T字有利の確率を上げる」効果ではない。また、T字不利は反航戦に振り返られているようで、彩雲装備時で反航戦がなんとなく多く感じられるのはこのためである。

どのスロットに配備しても効果は同じで、図鑑にも書かれているように第4航空隊(4スロット目)に配備しよう。今のところは例外なく全ての空母が4スロット目は最も搭載数が少ない。

また、艦隊に1スロットあれば効果を発揮するため、艦戦や艦攻などのように数がいらないので、2,3個あれば割りと十分である。艦載機レシピにはこの彩雲を弾いたレシピがあるので、ある程度数が揃ったらそちらに切り替えたほうがいい。

 

元ネタは、日本海軍の艦上偵察機彩雲(さいうん)」。開発記号はC6N。

第二次世界大戦中、空母搭載の偵察専用機を開発運用したのは、二式艦上偵察機や本機を開発した日本くらいである。普通は他の艦載機が偵察機を兼用していた。

偵察しかできない機体よりも、偵察も爆撃もできる機体を乗せようとするのが普通の発想である。それまでの日本機動部隊の索敵は、攻撃力温存のために空母艦載機自体をあまり使わず、索敵の主力は水偵に依存していた。

そこから偵察専用機を作ろうという発想は斜め上というか斜め下というか…。時代を先取りしたとも言えなくはない。

しかし、量産開始が1944年6月であり、その頃の日本には満足に運用できる空母が少なく搭乗員も不足していたことから、艦上偵察機として運用されることはなかった。代わりに陸上基地から離陸する偵察機として活躍している。

 

最高速度609km/hという俊足によって、図鑑説明文にあるように米軍の主力戦闘機として有名なF6Fグラマン・ヘルキャット(612km/h)を振り切り、「我ニ追イツク敵機無シ」の無電を発した。 彩雲に乗っている妖精さんが「アッカンベー」をしているのはこれが由来。ちなみに基地に帰投後、上官に「余計な電文を打つな」と叱られたというオチがある。

この逸話について補足を3つほど。

まず速度に関して、負けてるのにナンデ?というのは、日本側と米軍側の計測の仕方に違いがあるから。平たくいえば、米軍はコンディションの良いMAX性能で、日本軍は実戦を念頭においた状態で、といった計測方法である。戦後接収された彩雲は米軍でのテストで694.5km/hを叩きだしており、計測の違いが分かりやすい例。(単純に日本にはもう良質な燃料などがなかったというのも当然あるが…。)

また、電文についてだが、一般的にはこの時の電文は「我ニ追イツクグラマン無シ」というのが有力。図鑑説明文があえて異説を採用しているのは、実在の米軍機の名前を出さないほうがいいとの運営の判断かと。

最後に、無駄な電文で叱られたというオチがあるが、それまでの偵察機というのは鈍足であり、敵機に見つかる=助からないというのが常だった。敵戦闘機との遭遇を意味する無電「セ連送」は別れの意味を込めた無電であった。そんな中、敵機を振りきったのだから搭乗員が歓喜するのも仕方がないことである。

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