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【1941年 真珠湾攻撃】 太平洋戦争の開始。その戦果とは?

公開日: : 主要海戦・作戦

図鑑の中で史実に関してあれこれ触れているものの、海戦作戦などについての記事がなかったのでカテゴリーと共に作成ヽ(゚∀゚)ノ

主要海戦

 

最初の本記事では、太平洋戦争の開始にあたる「真珠湾攻撃」について。(以降、年度順に作成予定。)

 

真珠湾攻撃

真珠湾攻撃

●概要

1941年(昭和16年)12月8日、ハワイ・真珠湾のアメリカ太平洋艦隊と基地に対しての航空機、および潜航艇(甲標的)による攻撃作戦である。

当時の日本側呼称はハワイ海戦(布哇海戦)。太平洋戦争(大東亜戦争)緒戦の南方作戦の一環として計画された作戦であり、マレー作戦に次いで開始された作戦である。

戦闘の結果、アメリカ太平洋艦隊の戦艦部隊は戦闘能力を喪失した。世界史的には、マレー作戦と本攻撃によって第二次世界大戦はヨーロッパ・北アフリカのみならずアジア・太平洋を含む地球規模の戦争へと拡大した

 

 

●内容

当時ハワイに停泊していた戦艦8隻のうち5隻を撃沈(擱座含む)・3隻を行動不能にする大戦果を挙げる。

有名な「トラ・トラ・トラ」の打電は、攻撃隊総指揮官の淵田美津雄海軍中佐が旗艦赤城に打電した「ワレ奇襲ニ成功セリ」を意味する符丁である。

ただし、大戦果といえども実際は、最大の脅威であった米空母を取り逃がし、短期決戦にもちこむ当初の目論見は外れているため、成果なしと評する人もいる。また、撃沈・行動不能にさせた戦艦のうち6隻は後に引き上げられ修理改造を施され艦隊に復帰したので最終的にアメリカが失った戦艦は2隻にとどまっている。

 

この奇襲攻撃、本来ならば攻撃開始の30分前にアメリカ政府へ手交する予定であったのだが、日本大使館の不手際により、宣戦布告は攻撃開始からの1時間後となってしまった。

そのため、アメリカからは「真珠湾攻撃は日本軍の騙し打ちである」としてプロパカンダとして使われることとなる。

ちなみに、「真珠湾は騙し打ちである」といった誤解も多いが(実際私も小学校の平和授業などでの知識だけではそう思っていました)、当時の国際法に宣戦布告の項目はあったが特に規定されていなかったので厳密には国際法違反ではない

真珠湾攻撃より前に開始されたマレー作戦でもイギリスへの宣戦布告をしていないが、イギリスはこのことを追求していない。
宣戦布告についての規定が明記されたのは戦後のことである。

※プロパカンダ・・特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った、宣伝行為

 

 

●参加兵力

第一航空艦隊 – 司令長官:南雲忠一中将、参謀長:草鹿龍之介少将

第一航空戦隊 – 南雲長官直率、空母「赤城」、「加賀」
第二航空戦隊 – 司令官:山口多聞少将、空母「蒼龍」、「飛龍」
第五航空戦隊 – 司令官:原忠一少将、空母「瑞鶴」、「翔鶴」
艦載航空機399機(零式艦上戦闘機120機、九九式艦上爆撃機135機、九七式艦上攻撃機144機)
第三戦隊 – 司令官:三川軍一中将、戦艦「比叡」、「霧島」
第八戦隊 – 重巡洋艦「利根」、「筑摩」
第一水雷戦隊 – 司令官:大森仙太郎少将、軽巡洋艦「阿武隈」
第一七駆逐隊 – 駆逐艦「谷風」、「浦風」、「浜風」、「磯風」
第一八駆逐隊 – 駆逐艦「陽炎」、「不知火」、「秋雲」、「霞」、「霰」
第二潜水隊 – 司令:今和泉喜次郎大佐、潜水艦「伊19」、「伊21」、「伊23」
第一補給隊 – 司令:大藤正直大佐、油槽船、「極東丸」、「健洋丸」、「国洋丸」、「神国丸」
第二補給隊 – 油槽船「東邦丸」、「東栄丸」、「日本丸」
特殊潜航艇5隻(甲標的5隻)- 指揮官:佐々木半九大佐

 
参加兵力参照→真珠湾攻撃 – Wikipedia http://p.tl/OCGG

 

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コメント一覧

  1. こう より:

    こういうの面白いですね。wikiとかを見ると別項目も見ないと把握できないことも多くて( ゚д゚ )

    • せったま より:

      >そう言っていただけると嬉しいですーヽ(゚∀゚)ノ
      とりあえず1941~45年までの主要海戦はちょこちょこ記事にしようと思いますw

  2. 通りすがり より:

    長文失礼します。この記事中以下の文章が某WIKIに出典を明示せずに引用されていました。なお、内容について疑問に思いコメントさせていただきました。

    >当時の国際法に宣戦布告の項目はあったが特に規定されていなかったので厳密には国際法違反ではない。

    >真珠湾攻撃より前に開始されたマレー作戦でもイギリスへの宣戦布告をしていないが、イギリスはこのことを追求していない。宣戦布告についての規定が明記されたのは戦後のことである。

    1907年開戦に関する条約というものがありまして、事前通告の形式が理由付き開戦宣言または条件付き開戦宣言を含む最後通牒と定められました。日本も当時この条約に加入していました。
    1928年の不戦条約から1945年の国連憲章にかけて戦争が違法化されたことに伴い、開戦に関する条約の法的効果は事実上ない、あるいは廃れたという見解もありますが、厳密に言えば、真珠湾「騙し打ち」は条約違反です。単に通告が遅れたというだけでなく、通告文が開戦宣言付き最後通牒の形式を満たしていないからです(近年外務省が元々用意していた通告文は形式を満たしていたが、大本営・政府連絡会議を経て戦争を予告する部分が削除されていたことが分かりました。井口武夫「開戦神話」第4部第1章)。

    上記文章が開戦に関する条約の効力がなかったという学説に基づいているにしては、「宣戦布告についての規定が明記されたのは戦後のことである。」が意味不明です。ちなみに、戦後は敵の武力攻撃を受けてから自衛権を発動するという形式をとるため、宣戦布告が必要なく、宣戦布告はほぼ完全に廃れました。主流の学説は、この条約の事前通告に関する部分は廃れており、2015年現在では事実上法的効果はないとしているようです。(この条約が実際に効力を失ったかどうかについては異論もあります。)何れの見解を採るにしても、真珠湾攻撃は不戦条約に反している違法な攻撃であるというのが通説です。

    また、イギリスが非難していないからと言って、事前通告無しの攻撃が国際法違反ではないとは言えません。非難されなくとも国際法違反ならば国際法違反だからです。
    実際は、イギリスは対日宣戦布告文で日本の事前通告無しの攻撃を、開戦に関する条約違反として非難しています(Declarations of war by Great Britain and the United Kingdomで検索して下さい)。従って、事実としても上記の文章は誤っています。

    以上、ロジックだけでなく事実関係にも誤りがあるため、この部分はほぼ日本が国際法違反をしていないという結論ありきで書かれたものではないでしょうか。削除するか訂正することをおすすめします。

    • 扶桑姉様 より:

      開戦に関する条約はあくまで条約であって国際法では無い事があなたの論理の間違いです。
      第二次大戦当時、国際法には宣戦布告について項目こそあれ、規定が無い為、『国際法だけで考えれば』事前通告無しの攻撃も問題無いという事です。よって、国際法に違反する事にはなりません。ただし、開戦に関する条約に関しては違反している事になりますが、そもそも違反罰則の明記の無い条約に違反したところで、できる対応は抗議がせいぜいです。
      「宣戦布告についての規定が明らかにされたのは戦後である」というのも、国際法に宣戦布告について書かれたと言う事です。
      つまるところ、当時の日本の行動は、国際法を補助している開戦に関する条約への違反でこそあれ、国際法には違反していないのです。
      「事実関係の誤り」はイギリスの非難を指しているのでしょうが、例示されたものが宣戦布告が無い事に対して言われている訳では無い事が読み取れます。
      以上、一年近く前のものへの返信で届くかはわかりませんが、こちらの記事は間違っていないとお分かり頂けると思います。

      • 名無しさん より:

        貴方のロジックには明確な誤りがあります。

        まず第一に開戦に関する条約は1907年のハーグで開催された万国平和会議において明文化された戦時国際法の1つです。
        単なる条約というのは明らかに間違いで、国債慣習的に行われていた戦時国際法を条約として明文化されたものです。
        罰則規定がないのは確かですが国際法違反なのもの確かなので反論の意味はありません。

        そしてイギリスの対日宣戦布告文章を読む限り、

        「Sir,

        On the evening of December 7th His Majesty’s Government in the United Kingdom learned that Japanese forces without previous warning either in the form of a declaration of war or of an ultimatum with a conditional declaration of war had attempted a landing on the coast of Malaya and bombed Singapore and Hong Kong.

        In view of these wanton acts of unprovoked aggression committed in flagrant violation of International Law and particularly of Article I of the Third Hague Convention relative to the opening of hostilities, to which both Japan and the United Kingdom are parties, His Majesty’s Ambassador at Tokyo has been instructed to inform the Imperial Japanese Government in the name of His Majesty’s Government in the United Kingdom that a state of war exists between our two countries.」

        簡単に訳してみると、事前の警告も宣戦布告も条件付きの最後通牒もなしにマレーやシンガポールや香港を攻撃したのは。日本もイギリスも参加していたハーグ平和会議で制定された開戦に関する条約にたいする明白な違反だ、っと言ってるんですがそれは。
        原文にあたったらすぐに分かるような明白な嘘をつくのをやめてくれませんか?

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