図鑑No.164 弥生
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最終更新日:2014/01/31
艦娘図鑑
弥生(やよい)は睦月型駆逐艦の3番艦である。
艦名は旧暦で3月のこと。初代神風型駆逐艦の「弥生」に続いて2代目。
なお艦名は旧字を使って「彌生」と表記する文献もある(ここでは「弥生」と表記)。
進水:1925年
全長:102,72m
全幅:9,16m
速力:37,25ノット
CV:日高里菜??
台詞等から見る史実
2014年1月29日メンテ&アプデで卯月とともに実装された。
通常海域の第2~第5海域のボスドロップにて入手可能。銀背景でドロップ率は高いわけではないが、ドロップ箇所が広域なので気長に狙おう。
また、ALL30建造での入手も可能なので、デイリーなどを消化しつつ狙っていればそのうち手に入るかも。
改造することで、これまで夕張改の装備としか入手方法がなかった12.7cm単装高角砲が手に入る。
性能は睦月型駆逐艦の枠に収まる。つまり性能としては高くはないが、燃費が良いので、遠征向けである。
また、弥生の実装と同時に新任務「第三十駆逐隊(第一次)」の編成と出撃が追加。特に出撃任務に関しては(ボス勝利は必要ないものの)難所3-2キス島でのボス到達を要求されるため、弥生入手後はある程度レベルを上げたいところ。
追加任務について→1/29実装の新任務6つ詳細。北方クエストちょっと面倒だな…
容姿は、薄紫色の髪にディープグリーンの瞳。髪型はもみ上げの長いボブヘアーに皐月以降の睦月型と同じ三日月のアクセサリをつけている。
服装は紺色の睦月、如月と同デザインの紺のセーラー服。腹チラがいい感じ…ヽ(゚∀゚)ノ
艤装も睦月、如月と同デザインだが、こちらは卯月と一緒に単装砲が腕にマウントするタイプだったり、背負っている煙突に花が飾られていたりと微妙な違いがある。
性格は、物静かで真面目。あまり感情が表に出ないタイプで、同時に実装された卯月の性格と、髪の色など含め意図して対照的にした可能性も。
提督のことは信頼している一方、「気を使ってくれなくてもいい」ちょっと遠慮している。
MVP時や改修時には不器用ながら喜んでくれる。母港でのタッチは、「え…?弥生、怒ってなんかないですよ?……すみません、表情硬くて」「だから、怒ってないんですって…もう、そんなに気を使わないでください」と、表面上は、その性格もあって怒っているように見えるが、実は受け入れてくれている感じ。
史実などに関して。
睦月型駆逐艦の3番艦で、艦名は旧暦の3月を表す「弥生」に因んで命名。当初は「第二十三号駆逐艦」という艦名であり、一等駆逐艦に類別され、1928年(昭和3年)8月1日に「弥生」と改名された。
日中戦争では中支、南支方面に進出、また、仏印進駐作戦に参加した。
太平洋戦争開戦時は第4艦隊第6水雷戦隊第30駆逐隊に所属。睦月と望月はこの時からの僚艦である。
夕張を旗艦とした第6水雷戦隊として、開戦と同時に火蓋が切られた第一次ウェーク島攻略作戦に攻略部隊本隊として参加する。(ちなみに、この作戦は失敗。僚艦如月を失う。)
第23駆逐隊から卯月を迎え、第二次ウェーク島攻略作戦に参加。(今度は成功させている。)
その後もラバウル方面、ブーゲンビル島、モレスビーの各攻略作戦に参加した。
1942年、一旦佐世保港へ帰港(7/9)するが、アメリカ軍のガダルカナル島上陸により佐世保を出港、ソロモン方面へ進出する。(8/15)
第30駆逐隊の「睦月」「弥生」「望月」の3隻はガダルカナル島を約10分間砲撃、同島への艦砲射撃の第1号となった。(8/22)
(8/25)「睦月」の沈没で乗員を救助しラバウルへ帰還、その後も8月28日にラビ攻略作戦に参加、部隊を上陸させるなどソロモン・ニューギニア方面で活動した。
9月10日に「磯風」と共にラビ攻略部隊を撤収させるためラバウルを出港。
9月11日にラビの東にあるノルマンビー島の東方でB-17、B-25約10機による空襲を12時ごろから受け、後部への爆弾命中により舵が故障、続いて航行不能となり16時ごろ沈没した。
「爆撃機とかは嫌い」という台詞は自分も沈められたこの史実によるものだと思われるが、他にも自分だけでなく僚艦であった如月や睦月も同じく爆撃機の攻撃により沈んだトラウマが原因との見方もある。
また、この時、僚艦の「磯風」は空襲の回避運動のため「弥生」から離れてしまい乗員が救助が出来ず、本艦の生存者はカッターでノルマンビー島に上陸した。同島では飢餓に悩まされたが9月26日に「磯風」「望月」によって艦長以下83名が救助された。
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