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図鑑No.062 試製晴嵐

公開日: : 装備図鑑

艦これ 図鑑No.062 試製晴嵐

2014.1月現在、ランキング報酬以外での入手手段は基本的にはなし。アルペジオイベントの海域突破とそのイベントでの先行配信となった「伊401」が改造の際に持ってくるだけ。開発は不可。

艦爆涙目の爆装値を誇り、その数値は+11彗星一二型甲+10よりも高い。
ただし、搭載出来る艦種を考えると空母のように搭載数の多いスロットも持つ艦娘がいないので、単純に艦爆よりも強いとはならない。以前から期待の声も多い航戦の改二などで搭載数が増えることがあれば、評価はグッと上がるであろう装備である。

ちなみにアップデートにより対潜も大きく強化され、なかなかの対潜性能を発揮する。

 

元ネタは帝国海軍の潜水艦搭載用に作られた特殊攻撃機M6A晴嵐」である。 読みは「せいらん」。”試製“とあるのは、1945年の書類上でそうなっていたから。つまり実験段階の呼び名であり、制式採用されたのかは定かでない。(おそらく間に合っていない。)

急降下爆撃に加え、航空魚雷の運用が可能な高性能水上機。水上爆撃・雷撃機という機種自体は世界でも開発運用されていたが、これほど高性能なものは他に例がない。潜水艦搭載用ときたらなおさら。

似たような爆撃機も兼ねる水上機に瑞雲があるが、瑞雲は20mm機銃を備え高い対空戦闘能力を発揮したが、晴嵐は機銃が13mm後方機銃のみとなっており、対空戦闘はほぼ出来ない。代わりに爆弾の搭載能力が強化されており、攻撃機としての性能は瑞雲よりもかなり高いものとなっている。

搭載エンジンは艦上爆撃機彗星と同じく液冷の「アツタ」。機体は折りたたみ式で、分解して潜水艦に搭載し現地の海上で組み立てて発進、というプロセスを採っていた。

 

詳しくは伊401の図鑑を参照だが、晴嵐は潜水空母「伊400型」に積み、隠密行動からの奇襲を計画していた。しかし出撃後、作戦途中で終戦を迎え、翼を折りたたんだ状態で無人で射出し(機密保持のため)洋上投棄された。予定通り開発が順調ならばパナマ運河への攻撃も成功していた可能性は否定出来ない。

戦争末期の状況では通常の攻撃はもはや不可能に近く、それでも何とか状況を打破するために生み出された苦肉の策と言える機体である。とはいえ、その性能は特筆に値するものであったのは確かであり、この手のものにロマンを感じる提督も少なくない。多くの提督が開発落ちを待つロマン機体である。

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コメント一覧

  1. ナータ より:

    ニコニコ静画に”艦これ魔装備図鑑”というタグがあります
    そこに登録されている装備品の数々結構笑えます一度ご鑑賞あれ

    • せったま より:

      >オススメありがとですーヽ(゚∀゚)ノ 見てみました!これは勝てる気がしない。
      「GNドライブ」とか個人的にはかなりツボでしたw

せったま にコメントする コメントをキャンセル

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