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図鑑No.012 15.5cm三連装砲(副砲)

公開日: : 最終更新日:2014/01/15 装備図鑑

艦これ 図鑑No.012 15.5cm三連装砲(副砲)

副砲“の中では最強のステータスで、ゲームを進めるにつれて、巡洋艦の装備としてはぜひ持っていたい強力な装備。

似たものに15.5cm三連装砲(主砲)があるが、こちらは性能はいまいち。

強力な装備だけあって、数を揃えるのは少し難しい。金剛型の改造で持ってきてくれるが、さすがに何隻も育てるには資材がかかり過ぎるので開発の方が安い。(開発は運なのでこちらのが100%安いとは断言は出来ないが…。)

砲系統なので46cm砲を狙いながらたまに出てくることで数を揃えて行くのが無難かと。

 

元ネタは最上型軽巡に搭載していた主砲「60口径三年式15.5cm三連装砲」を大和型戦艦の副砲として再利用したもの。また、大和型のほかには軽巡大淀(未実装)が主砲として用いていた。(大和型同様改装済みの方。)

同じ砲なのに性能に差があるのは、史実において大和型に15.5cm三連装砲を換装する際、最上型軽巡で運用してた時の欠点が直されたと言われているためである。

具体的には揚弾筒の延長や測距儀の改装が施された。実際の換装は当然だがゲームのように簡単なものではなく、流用したと言っても実際は砲身だけであり、砲塔部分は大和型に合わせて作りなおされている。そのため、同じ「15.5cm三連装砲」でも性能の差は大きかった。

但し、15.5cm三連装砲(主砲)の性能がひどかったという事はなく、操作性に優れ、散布界(弾ぶれ)も小さく、最上の重巡改装時に「外すのが惜しい」と言われる傑作砲だった。元が良かったから改装後にも優秀な性能が発揮できたのである。

 

欠点を挙げるとすれば、前線での弾薬補給が大変だったこと。戦争末期にこの砲を搭載していた艦が少なかったため、同じ砲を持つ艦は少なかった。

特に対空弾は不足がちで、在庫もないままの移動を続けていたことも多かったとか、大淀は大和に融通してもらっていたとか、補給に難儀していたことが分かる逸話も残っている。

それでも欠点以上の活躍を見せた史実から、艦これでは強力な装備として反映されているのだろう。

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