【1942年 コロンバンガラ島沖海戦】2水戦旗艦『神通』の奮闘
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主要海戦・作戦
華の2水戦。「神通」の奮闘
コロンバンガラ島沖海戦
●概要
1943年7月12日にソロモン諸島コロンバンガラ島沖で発生した海戦。
輸送作戦を行っていた日本軍の第二水雷戦隊と、それを阻止するために出撃したアメリカ軍第18任務部隊との間で起きた夜戦で、日本軍は軽巡洋艦1隻が沈没、アメリカ軍は駆逐艦1隻が沈没し、軽巡洋艦3隻が大破した。
●内容
第二水雷戦隊旗艦「神通」の名を大きく上げた海戦。詳しくは神通の項を参照。
日本軍の輸送作戦を阻止せんとするアメリカ軍はレーダーにより日本軍よりも先んじて、敵艦隊を察知。しかし、日本軍も水偵や「雪風」が装備したばかりの逆探知機などによって敵艦隊を察知した。
艦隊の先頭に立っていた神通は旗艦として後続の駆逐艦の雷撃照準を助けるべく先頭に立ち、サーチライトによる照射射撃を敢行。
当然格好の標的となった神通は集中砲火を浴びて大破炎上。航行不能となり、その後魚雷を受けて船体は真っ二つとなった。それでも神通は残った前部の1番砲塔は2時間以上も激しい砲撃を続けた。
また、神通の囮によりその間ノーマークとなった駆逐艦は雷撃を実施。軽巡1隻を大破させ、離脱にも成功する。
神通が撃沈された頃、魚雷の『次発装填』を終えた駆逐隊は戦線に戻ってくる。
再度の雷撃でアメリカ艦隊は混乱、直後の艦同士の衝突も合わせて最終的に軽巡3隻と駆逐艦2隻を大破、1隻の沈没という大被害を被った。
これにより米軍の迎撃作戦は完全に失敗に終わり、同島への揚陸も許してしまう結果となった。
戦後、アメリカの戦史学者はこの海戦を評して「神通こそ太平洋戦争中、最も激しく戦った日本軍艦である」と語った。
●参加艦艇
第二水雷戦隊部隊(二水戦部隊/警戒隊)
軽巡洋艦:「神通」
駆逐艦:「清波」、「雪風」、「浜風」、「夕暮」、「三日月」
輸送隊
駆逐艦:「皐月」、「水無月」、「夕凪」、「松風」
輸送隊は陸兵1,100名、物件約100トンを搭載
参加艦艇参照→コロンバンガラ島沖海戦 – Wikipedia http://p.tl/P0l8
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コメント一覧
モリソン氏は神通を本当に評価したか怪しいし(著書に記述なし)、艦首部分だけ数時間浮いてたって話もガセっぽい