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図鑑No.205 春雨

公開日: : 艦娘図鑑

図鑑No.205 春雨

2014年8月8日開始の夏イベントにて実装。E-1クリアでの報酬。

白露型の5番艦であり、時報や説明文で村雨や夕立を「姉さん」と呼ぶ。彼女の登場により、前期白露型の姉妹6隻が全て揃ったこととなる。

改造レベルは30。改では初期装備に「夕立砲」こと12.7cm連装砲B型改二とドラム缶(輸送用)を持ってくる。

 

イラストは(公式の発表はまだないものの)玖条イチソ氏。

輸送用であろう蓋付きの容器を提げていることと、彼女だけかぶっている白いベレー帽が特徴。

言動は姉たちに比べてかなり大人しく、五月雨に近い(か、さらにおとなしいくらい)。白露型の中では唯一、提督を「提督」ではなく「司令官」と呼ぶ。

 

 

史実

舞鶴工廠で1935年2月3日に起工し、1937年8月26日に竣工。

開戦時には「村雨」「夕立」「五月雨」と共に第2駆逐隊(第2艦隊第4水雷戦隊所属)を編成。

開戦後は第2駆逐隊としてスラバヤ沖海戦などのフィリピン方面の攻略作戦に参加。

1942年MI作戦にはミッドウェー島攻略部隊として第2艦隊が出撃。しかしミッドウェー海戦での一航戦・二航戦全滅により同島攻略を断念し撤退。

その後はトラック・ソロモン方面に進出し輸送作戦に従事。

11月12日、第三次ソロモン海戦に参加。「春雨」は「夕立」に続行し米艦隊に雷撃を敢行するが、その後の「夕立」反転に同行せず戦場を離脱、夕立との最後の別れとなった。

1943年、トラック・ウェワクを往復中に米ガトー級潜水艦「ワフー」の雷撃を受け損傷。その間に、村雨は沈没、五月雨は北方部隊に編入され、第2駆逐隊は解隊となる。修理の終わった春雨は「有明」「夕暮」を喪失して時雨、白露の2隻となっていた第2水雷戦隊・第27駆逐隊に編入された。

1944年には「トラック島空襲」を受けてトラックから脱出、パラオへと向かった。

5月下旬より春雨は渾作戦に従事し、再編以降バラバラになっていた第27駆逐隊4隻が集うことになり、引き続き司令駆逐艦として隊を指揮。

6月8日、第二次渾作戦に参加。第27駆逐隊は第19駆逐隊(敷波、浦波)と共にビアク島へ向かい、米陸軍爆撃機の空襲を受け、春雨は戦没した。

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