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図鑑No.074 探照灯

公開日: : 装備図鑑

図鑑No.074 探照灯

実装時点の2/26では神通改二が持ってくることでのみ入手可能。開発は不可。

戦艦では金剛型のみが装備可能。第三次ソロモン海戦比叡霧島が探照灯を照射した史実に基づいているのかも。

効果としては、探照灯を装備した艦娘は、夜戦突入時に耐久力が2以上残っている場合、探照灯照射が発動、こんなエフェクトが出る。

照射エフェクト

効果としては、味方全体の夜戦命中率及びカットイン攻撃の発動率が上昇し、更に敵艦隊のカットイン攻撃を抑制。反対に探照灯を照射している艦娘へ攻撃が向かう率と被弾率が増加するデメリットもあるが、史実ほどの影響力はないとのこと。

体感だとそこまでの効果は実感できない気もするがどうなんだろう…。

 

照明器具の一種で、特定の方向に強力な光線を照射するための反射体がある装置、要はサーチライトである。

通常時は回転式の架台に搭載。日本陸軍では照空灯とよばれており、探照灯は海軍での名称。

陸軍は「もっぱら防空に使うものである」として”照空灯”とし、海軍は「夜に敵艦を探すために使うものである」として“探照灯”呼んだにすぎない。

明るさは大体どの探照灯も10万カンデラ程度だったとされる。簡単に例えると、真夜中にこの探照灯を照射すると10km先で本が余裕で読めるぐらい明るくなる。秋雲がスケッチに使用したのにも頷ける。

ちなみに、明りを作る原理は放電灯方式というもので原理自体は蛍光灯に近い。簡単に説明すると探照灯の中に巨大な炭素棒があり、これに電気を流して放電させると白熱し、熱と同時に強力な光を産むのである。

しかしながら、炭素棒は燃えているような状態であるので当然ながら摩耗していく。長時間光を維持するためには頻繁に炭素棒を交換してやらねばならなかった。金属製の熱がこもった筒に、上半身を突っ込んで炭素棒を交換する作業は辛いものであり、もっぱら若年兵がこの役目を負わされたという。

 

イラストの元ネタは巡洋艦~戦艦級に配備された「110cm探照灯」。「九二式」と「九六式」があり、神通は「九六式」を3基装備した。

ちなみに、モールスによる発光信号を送るタイプはもっと小型の「信号探照灯」と呼ばれるもので、上記探照灯とはややサイズが異なる(60㎝クラス)。

また、主に夜戦演習などでは探照灯を一定時間当てられることで被弾のカウントとしていた。美保関事件神通が蕨と衝突した理由の一つがこの一定時間当てられた探照灯で目が眩んだせいとも言われている。ちなみに、当てたのは龍田

よく言われているように夜戦を重視していた帝国海軍では、電探が登場するまでは夜戦の必須装備だった。しかしこれを照射したがために、敵から集中砲火を食らう事例が多かったのも事実である(神通、霧島、古鷹など)。

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