図鑑No.103 日向改
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最終更新日:2014/01/14
艦娘図鑑
史実に関して詳しくは日向の図鑑で。
姉同様に艦載機を運用できるように改装された航空戦艦。しかし例によって載せる艦載機がなかったため、航空戦艦としての出番はなし。
代わりに飛行甲板には対空火砲を増設し、大和ほどではないにせよ、高い対空能力を誇った。
艦これでの対空値が高いのはこのため。さらに姉同様に回避も高い。詳しくは伊勢改の図鑑を参照にしてほしいのだが、レイテ沖海戦での爆撃回避術の成果に由来している。
レイテ沖海戦以降は輸送作戦に従事。載せる艦載機はなかったものの、広い格納庫スペースは役に立った。
ちなみにこの「日向」レイテ沖海戦の前に、第四航空戦隊(四航戦)の再編成の際に旗艦に任命されている。
アメリカ軍はこの四航戦をフィリピン戦線の懸念材料と考えていたらしく、輸送作戦に際して合流した足柄や大淀などを含めた艦隊の移動を残存勢力の集合と捉えて、「いつ攻めてくるか分からない戦力」として執拗に追い回した。(実際は輸送作戦だったわけだが、戦艦が輸送作戦をしているとは思わなかったようだ。)
しかし結局、北号作戦まで逃げ続けられ第三艦隊指揮官のハルゼーはそのたびに歯噛みしていたとか。
北号作戦は成功したものの、帰ってきた頃には出撃もままならないほどの燃料不足により、その後は呉で浮砲台となった。終戦まで戦い続け、最後は解体された。
運の値が高いのはこういった史実に基づいている。
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