図鑑No.54 青葉
公開日:
:
最終更新日:2014/01/04
艦娘図鑑
青葉型重巡洋艦の1番艦「青葉」。
名前の由来は京都と福井の境にある青葉山。よく勘違いされるが仙台市の青葉山ではない。
進水:1926年
全長:185,17m
全幅:15,83m
速力:36ノット
CV:洲崎綾
台詞等から見る史実
古鷹型の欠点を修正するために古鷹型を再設計したのが青葉型。
取材云々のキャラは自己紹介にもある通り、従軍作家「海野十三」が乗っていたため。この取材結果は「赤道南下」という本になっていて今でも手に入る。
終戦まで生き延びた艦であり、艦これでもそのことが反映されて運の値が高い。
何度も大破しながらも終戦まで生き延びた。
サボ島沖海戦では旗艦として参加するも大失態を犯してしまう。
五藤少将が敵艦隊を味方と誤認したため発光信号で「ワレアオバ」と送ってしまった。
これにより青葉自身も大破、確認に近づいた「吹雪」、青葉を逃がすために囮となった「古鷹」は沈没した。
詳しくは各図鑑参照。
なんとか生き延びて呉まで帰還し、修理後に再びソロモン方面へ進出するがメウエパセージ港にて米軍機の爆撃を受けて魚雷が誘爆し大破、近くの浅瀬に擱座してかろうじて沈没を免れる。
「川内」に曳航されてトラックへ帰着、機関を整備し自力で呉へ帰港・修理に従事した。
この修理後はシンガポールを母港に南方で作戦に参加。何度損傷を受けても沈まず戦線復帰したことから、米軍は「ソロモンの狼」と呼んでいたらしい。まさに「ソロモンよ、私は帰ってきた」状態である。
1944年のレイテ沖海戦では第十六戦隊旗艦として後方での兵員輸送が命じられた。
作戦従事中に米潜水艦「ブリーム」(SS-243)による魚雷を受け大破。「鬼怒」に曳航されマニラに入港した。
このとき「那智」と「熊野」もマニラに入港しており、米軍の空襲によって那智は沈没している。
その後応急修理をして内地を目指すが、その途中で潜水艦からの雷撃により熊野は沈没。青葉は応急修理後も損傷がひどくわずか5ノットでしか航行できず、熊野は24ノットで航行できたのだが、なぜか青葉は全ての魚雷を避けきっている。
こうして呉になんとか辿り着いた青葉だったが、さすがに損傷が余りにも大きく修理の見込みが立たずに呉軍港で生きた火砲を利用しての防空砲台となった。
呉空襲によって青葉は大破着底、そのまま終戦を迎えた。終戦後には解体されている。
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