図鑑No.24 霧島
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最終更新日:2013/12/19
艦娘図鑑
金剛型戦艦の4番艦。名前の由来は山の名前。
自己紹介でも自身が言っている通り、海上自衛隊のこんごう型護衛艦の2番艦「きりしま」にその名が受け継がれている。
進水:1913年
全長:222,65m
全幅:31,01m
速力:29,8ノット
CV:東山奈央
台詞等から見る史実
自己紹介にある通り、純国産(民間)で建造された戦艦。(詳しくは榛名の図鑑で。)
生まれた境遇からか榛名をライバル視してるっぽい。
「頭脳は負けない」というのは速力では負けているから。
ちなみに榛名は30,5ノットと金剛型最速。速力で編隊を組むことが多く金剛と榛名、比叡と霧島で組むことが多かった。
艦これでの彼女はやたら「頭脳」推しだが、ゲームプレイヤーなら多くの方も知っての通り、実はかなりの武闘派。
海戦史上最大の混乱だったと揶揄される第三次ソロモン海戦に「霧島」も参加。
戦艦ではありえぬほどの至近距離での砲撃戦を展開。
さらにこのとき、ヘンダーソン飛行場を攻撃予定だったため、主砲塔には三式弾が準備されていたが、霧島は対艦用に換装しないまま攻撃を開始。重巡「サンフランシスコ」を大破させた。
この第一夜での戦闘で姉の比叡は沈没している。
その翌日、もう一度飛行場攻撃のためにソロモン海へ向かい、第二夜に突入した。
待ち受けていた艦隊には米戦艦「サウスダコタ」と「ワシントン」がいて、戦艦同士の撃ち合いという珍しい戦闘となる。(実は海戦で戦艦同士が撃ち合いになる機会というのはほとんどない)
霧島はサウスダコタの上部構造物の破壊に成功し、サウスダコタを戦場から離脱させた。
しかし、サウスダコタ後方にいたワシントンからレーダー照準による集中砲火を浴びる。主砲塔は破壊され、艦橋も大破。艦上は大火災となり戦列から脱落した。
なんとか戦列復帰に努めるが、比叡同様に舵も損傷、機関は止まり操舵不能、被害は甚大であり、艦長は自沈処理と総員退艦を命じた。
その後「霧島」は左舷後部から海中へと沈んだ。
このようなエピソードから、「マイクチェックの時間だオラァ!」とは「霧島ネキ」とか言われてしまっている。
ただし、「頭脳派」なところもしっかりあって、サウスダコタを敗走させた上部構造破壊は、副砲などの速射できる砲を用いての上部構造(非装甲部)を狙い、そこに搭載された射撃指揮系列を破壊して戦闘能力を奪うという方法であり、その有効性を証明してみせた。
上記のようにちょっといじられがちなキャラクターだが、そのことも相まってか、なんだかんだで人気のある艦娘。
数少ないメガネっ子というのもファンの心を掴んで離さないようだ。
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