図鑑No.201 雲龍
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艦娘図鑑
2014年8月8日開始の夏イベントにて実装。E-5のクリア報酬として手に入る。
搭載数としては正規空母で最下位。第3スロットが最小という珍しい配置。
改造レベルは50+設計図も必要となる。
イラストはちょっと三国志っぽいなど、艦これにこれまでない感じのイラストと感じる人が多い感じ。
雲龍を編成する任務や改の状態での出撃任務、改造時にはネームド艦載機を持ってくるなど、自身の強さ以上に別のところで必要となることが多い。
雲龍関連の任務はこちらの記事で。
雲龍のステータスや初期装備など詳細 雲龍関連の任務とその報酬まとめ
史実
雲龍は中型空母である雲龍型航空母艦の一番艦。
アメリカ海軍のエセックス級航空母艦三隻に対抗するため、1941年に「昭和十六年度戦時急造計画」(マル急計画)として建艦計画をたて、その中で中型空母一隻を緊急建造することとした。これが第302号艦「雲龍」。
建造を急ぐために新たな設計や実験を行う時間はなく、中型空母としては理想的だった「飛龍」の図面を基に建造。飛龍での不具合などをいくつか変更して建造されたため雲龍型を飛龍改と呼ぶことも多い。
1942年8月に起工してわずか2年後の1944年に竣工。36ヶ月かかっている飛龍などに比べるとかなり早くの完成となったが、生産工学・管理工学が進み圧倒的に製鋼能力の差があった米国と比べるとやはり遅い。
対抗として見ていたエセックス級空母は大体20ヶ月かからず建造されており、CV-13・14など後期になると14ヶ月という圧倒的な速度で建造された。(その上翔鶴型と同等、もしくはそれ以上の大型空母である)
「雲龍」は完成後、姉妹艦の「天城」と第1航空戦隊を編成。
しかし、竣工したのがすでに戦争末期であったため、飛ばすべき艦載機も搭乗員も壊滅状態であった。
1944年12月、呉方面で待機するのみとなっていた雲龍に急遽輸送任務が下る。フィリピン方面への軍需物資および特攻機「桜花」輸送任務である。
そしてこの任務中に米潜水艦の雷撃を受け撃沈、最初にして最後の出撃となった。
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