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図鑑No.034 強化型艦本式缶

公開日: : 装備図鑑

艦これ 図鑑No.034 強化型艦本式缶

回避+10という数字は凄いと感じるが、タービン同様実戦ではどうかと言うと微妙な装備。劇的な変化は期待できないという認識が一般的。

以前のファミ通での田中氏のインタビューで、缶とタービンの同時装備によるシナジー効果は「いつか実装したい」ものとされており、2014.1月現在その効果は実装されていない模様。

以下抜粋ー

──そういえば、改良型艦本式タービンと強化型艦本式缶をいっしょに装備すると、低速の艦娘が高速になるという話もありましたよね?

田中 あれはまだ実装されていなかったのですが、私がゲーム用語解説のところに書いてしまっていたのをサービスイン前に消すのを忘れていたという……すみません……あれは……いつか実装します! ただ、そのときはまたいろいろと考えます。たとえば、低速と高速の艦娘が混在している場合のデメリットをいまより強調したりするかもしれません。

 

元ネタは、日本海軍の「ロ号艦本式缶」である。艦本とは艦政本部、缶とはボイラーのこと。もっと言えば天津風にテスト搭載されて、島風にその後乗せられたロ号改良の高温高圧缶が元ネタ。低燃費で高出力を実現できる日本としては画期的な缶である。

日本としては“というのは、同時期のドイツにはより強力な「ワグナーボイラー」と呼ばれる高温高圧缶があったから。日本ではこのドイツのボイラー技術は高度過ぎて扱いきれなかったため外されている。

島風に搭載された高温高圧缶は優秀だったものの、生産性と整備性に問題があったため量産はされずじまいだった。

 

ちなみに艦本式缶にはイ号、ロ号、ハ号、ホ号がある。イ号は非常に旧式であり、艦これ世代の艦艇にはまず載っていない。

ロ号は島風搭載の高温高圧缶のベースになった他、殆ど全ての艦船に搭載されていると言っても過言ではない標準ボイラーである。

ハ号は扶桑型戦艦の第二次近代化改装時に二基だけ載せられた。

ホ号は小型の船舶に使用されたものである。

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