図鑑No.009 46cm三連装砲
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最終更新日:2014/01/15
装備図鑑
図鑑説明文の通り、世界最大最強の戦艦主砲。艦これにおいてもその火力は+26と最大である。通称は「46cm砲」「大和砲」。
これも説明文にあるが、砲単体で三式弾を用いた対空射撃が可能。他の主砲と比べると対空に関して若干優遇されている。
ただし、それでも主砲であるので、三式弾や高角砲を装備した場合に比べるとさすがに効果は劣る。
艦これでは史実とは関係なく”戦艦“であれば全艦積む事ができるので、最終的にはこの砲を装備したい。開発で成功する確率はかなり低いので気長にやろう。
元ネタは「45口径九四式46cm3連装砲」。正式名称は「四五口径九四式四〇糎砲」。40cm砲となっているのは、大和が極秘建造された艦艇であり、46cm主砲の存在も隠蔽するための名前としたから。
これを装備したのはもちろん大和型のみ。艦船に搭載された世界最大の艦砲としてギネスにのっている。
ちなみに、46cm砲の次の大きい砲はイギリスの45.7cm砲で、軽巡洋艦フューリアスに載せていた。対地艦砲射撃を念頭に置いた特殊な設計だったこととこの45,7cm砲は単装砲だったことを差し引いても、普通は巡洋艦に乗せるとか…転覆必須。さすが英国!俺たちに(ry
参考までに、46cm三連装砲塔の1基あたりの重量は2,800t。駆逐艦では日本海軍最大だった秋月型1隻分に相当する。
大和と武蔵はこれを3基搭載。実に9,000t近い重量が”主砲”で占められていた。大和型が「コンパクトな戦艦」と呼ばれるのはこの為である。(大体は主砲で相対的に艦艇はコンパクト。)
最大射程は計算上42km。ただし、実際に当てようとすると実用的な射程距離は30km前後であると言われている。20kmが想定交戦距離であると証言する元大和乗員もいる。
距離よりも「1発あたりの威力を追求した結果」とする資料もあり、46㎝砲の九一徹甲弾、つまり「1,4tの砲弾が音速を超えて飛んでくる」のだからその威力は尋常ではない。41cm砲弾3発より46cm砲弾1発の方がダメージ量は多いとか。
その反動も半端ではなく、近くの甲板などにいると鼓膜が破れるどころか、姿が見えなくなった人もいたようだ。消し飛んだのか、海に投げ出されたかは不明なようだが…
終戦までに大和、武蔵用に18門、信濃用に7門、発射試験用に2門の計27門が製造され、終戦時には9門が残存した。
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