図鑑No.045 三式爆雷投射機
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装備図鑑
五十鈴改二などの艦娘の初期装備。艦これ最強の爆雷投射機である。
その対潜値は+8。三式水中探信儀と合わせれば+18と対潜の鬼となる。ただし、ここまでしてもフラッグシップ潜水艦などを落とすことは安定しない。それほどに敵のフラ潜水は手強い。
開発は難しいが、爆雷投射機の開発は必要資源消費が少ないので根気良く回し続ければいずれは揃う。
レシピ参考はこちら→レシピ① 一覧
水上機母艦にも装備できるが、母艦そのものに対潜能力は無いので注意。瑞雲とのセットで初めて効果が現れる。
元ネタは、日本海軍の「三式爆雷投射機」である。片舷用爆雷投射機(いわゆるK砲)であり、艦の両舷に配置していた。K砲の「K」とは投射機の形のことである。見た目がKだからK砲。
ちなみに九四式爆雷投射機はY砲。これも見た目がYだから。
図鑑説明文にもある通り、この投射機は海防艦に載せるために開発したものである。重量は1基あたり570kg、砲身の仰角は50度で射程はだいたい100mほどと、割りと優秀。
使用していた爆雷は主に「二式爆雷」及び「三式爆雷」。
二式爆雷は従来の爆雷と同じくドラム缶のような形をしていた。性能面では重量160kg、炸薬量100kg、最大調定深度150m、沈降速度2m/s。
三式爆雷は従来の爆雷とは違い、航空爆弾の形に近い。そのため沈降速度が従来型爆雷より速く、早期に敵潜水艦を攻撃できた。
性能は重量180kg、炸薬量100kg、最大調定深度200m、沈降速度は5m/s。
潜水艦に悩まされてる印象のある帝国海軍だが、爆雷投射機・爆雷の性能はともにそこそこ優秀である。 肝心の「敵の潜水艦を発見!」する技術が未発達であった。見つけないことには倒せないのは当然。
実際、多くの対潜掃討作戦中の駆逐艦が潜水艦に沈められている。そして数多くの艦娘のトラウマになった。
それでも連合軍は対日戦で56隻もの潜水艦を沈められている。米海軍潜水艦の損害率が低いのは、戦争中盤~終盤にかけて大量生産された艦によって総数が水増しされているからという面もある。
戦況が不利になる戦争中盤頃までは、貧弱な装備にもかかわらず日本海軍も善戦していたと言っていい。
ちなみに日本は127隻喪失!
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