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図鑑No.029 33号対水上電探

公開日: : 装備図鑑

図鑑No.029 33号対水上電探

22号対水上電探の上位互換となる対水上電探。その分レア度は高く開発は困難である。

小型の電探であり、駆逐艦にも装備可能。駆逐艦に装備可能な電探の中では最大の命中補正を誇り、索敵能力もそこそこ優秀。夜戦での連撃装備を狙う際の装備で、残りの1スロットにこの装備を搭載する選択肢もあり。

また、大型の32号電探とくらべても悪くない性能なので、32号の数が足りないときはこちらで代用するのも十分にアリ。

 

モデルは帝国海軍の「仮称三号電波探信儀三型」、通称「33号電探」。22号対水上電探を改造し、射撃用電探としたものである。

間違えられがちであるが、32号対水上電探を小型化したものではない。32号の小型化は31号電探である。もっとも、目指したところは33号、31号ともに32号より軽い射撃用電探ということなので似たような物ではあるのだが。

性能はというと22号電探とほとんど変わらない。レーダー射撃を可能とするための改造がなされただけである。ただし、22号電探も限定的ではあったがレーダー射撃は可能であった。

なんとか最終タイプが間に合った22号と違い、33号、31号は実用化が間に合わなかった。先に完成していた32号も、重すぎて搭載を見送られていたりする。

33号も31号も一応は特第1号練習艇(元英駆逐艦スレイシアン)に搭載されて試験中だったが、そこまで。

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