図鑑No.070 三式指揮連絡機(対潜)
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装備図鑑
2014年2月現在入手方法はあきつ丸の改造以外になく手に入れにくい装備。
同じ艦載対潜機のカ号観測機との比較で対潜-2、索敵+1、命中+1。 対潜値が僅かに低い分命中率が向上している。
カ号観測機と同様に、軽空母にも装備可能だが、軽空母に装備する際には最低でも1スロットは艦攻か艦爆を装備していないと砲撃戦に参加しない(=対潜攻撃もしない)ので注意が必要。
空中指揮や連絡、弾着観測、偵察を主任務として開発された「三式指揮連絡機」、これの対潜哨戒仕様が本装備。
元が偵察機だけに視界はかなりのもの。不整地でも運用可能かつ短距離で離着陸可能なSTOL特性(→航空機の離着陸方法wiki)を持っていたりと額面だけならもの凄い高性能機である。具体的には、向かい風が風速5mもあればわずか30m前後の滑走で離着陸可能だった。
しかし実際は速度が犠牲となってしまい、その最高速度は178km/hと超鈍足である。一応、目的が上記のようなもので、空戦などをする機体ではなかったのでそれでも良かったのだが…。
現実は本機体が配備されて運用可能となった頃にもなるとすでに制空権は喪失、鈍足な機体ではただのカモとなってしまう空模様となってしまっていた。
そこで何か使い道がないかと考えられたのが、STOL性能活かして対潜哨戒機としての利用である。なぜ陸軍が対潜哨戒までしていたかというのは、カ号観測機の図鑑でも述べたように、海軍が船団護衛や輸送船航路の潜水艦狩りなどに戦力を回す余裕が殆ど無かったという事情があったからである。
そんなわけであきつ丸に搭載し、彼女が輸送任務に従事するまで3ヶ月間艦上運用試験が行われた。その後、陸揚げされた哨戒部隊は福岡第一飛行場を拠点に、東シナ海方面や関釜航路の哨戒に従事した。
100kg爆雷を2個装備できた本機のほうが本来60kg爆弾1個のカ号より対潜攻撃力は高く、実際あきつ丸艦載機はこの理由でカ号ではなく本機が選定されたのだが、何故か艦これでは本機のほうが攻撃力が低い。
おそらくは偵察が主任務という出自上、命中補正がついた分のゲーム的なバランス取りと思われる。
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