図鑑No.008 41cm連装砲
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最終更新日:2014/01/15
装備図鑑
ゲームでは”戦艦”であれば全艦46cm砲が装備可能なため、そちらのほうが強い。ただ、開発で資材が大量に必要となるため、中盤くらいでは本砲にお世話になることも多い。
こちらも35.6cm砲に比べれば火力はグンと伸び、フラ戦などが相手でも十分に殴り合える火力となる。少なくとも35,6cm砲からこちらへの乗り換えは済ませたい装備。
また、史実では長門型にのみ搭載された砲であるが、”大和砲”と違い、長門砲と呼ばれることは特にない。
元ネタは「45口径三年式41cm砲」。長門型の主砲として大正4年に開発された。 開発の理由は仮想敵国である米国が、将来16in砲を戦艦に採用するという予測から。(実際にコロラド級戦艦に採用された。)
図鑑説明文にもあるように、初の純国産戦艦主砲。世界で初めて採用された16in(40.6cm)級艦砲でもある。その後のワシントン条約で、戦艦の主砲上限が16inに決まったため「45口径三年式40cm砲」と改称されている。作りなおされたとかではない。
大きさの割に軽量であり、米英の16in砲に比べてあらゆる面で優秀で、これまでの35,6cm砲に比べると射程は28,5kmから38,4kmまで伸び(実際は有効射程は25kmくらい。それ以上は着弾観測が難しい)かなり優秀な砲であった。
のだが、前述の通り、配備されたのが長門型だけだったので、実戦での活躍機会はほぼなかった。実際使用されたのはマリアナ沖海戦とレイテ沖海戦くらい。
長門型は日本海軍の象徴のような艦だったので、沈めるわけにも行かず出し惜しみされたからである。港にいる時間のほうが遥かに長かった。詳しくは長門の図鑑などを参照に。
軍縮により金剛型の後継「天城型」や長門型の後継の「加賀型」といった戦艦は建造されず、それ以降は46cm砲を装備した大和型まで戦艦の更新はなかったため、搭載艦に恵まれなかった主砲と言える。
41cm砲の運は5くらいかも。陸奥の爆発もこの主砲だし…。
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