図鑑No.084 2cm 四連装FlaK 38
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装備図鑑
2014年3月28日のアップデートにて実装されたかの国の対空機銃。
現状ではZ1をzwei(改二)にする以外での入手方法はない。
ステータスは、同じ対空機銃である12cm30連装噴進砲 と比較して、命中+1がついた上位互換。
駆逐艦用として優秀な対空装備であるが、入手が困難なのがネックか。
また、さらに上位互換である3.7cm FlaK M42があるが、こちらはZ3zweiの初期装備としてしか入手出来ないため、本装備よりも手に入れるのはさらに困難である。
元ネタはナチス・ドイツで運用された「2cm Flakvierling 38」。
当初は海軍艦艇や防空部隊向けに開発されたが、後に陸軍・親衛隊でも用いられた。
第三帝国で運用されていた対空機関砲、「2cm FlaK 30」の後継機である「2cm FlaK 38」を4つ束ねたシンプルな設計をしている。
4門が一斉射撃を行うのは緊急時のみであり、通常は対角線上の2門でペアを作り、一方のペアが射撃を行っている間にもう片方の弾倉交換を行っていた。
「Flak (Flugabwehrkanone)」はドイツ語で対空砲を意味し、「vierling」は四連装を意味する。
ざっくりと日本語訳すると、「38年式20mm四連装機銃」である。
「2cm Flak 38」の射撃能力は1門あたり180発/分程度。
高速化していく当時の戦闘機・爆撃機相手には能力不足であり、四連装になったのも射撃速度の遅さを補うためというネガティブな理由からである。
しかし、四連装化することで720発/分という高密度の弾幕形成が可能となり、多数の連合国機を撃墜。「魔の四連装」と呼ばれ恐れられることとなった。
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