図鑑No.056 震電改
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装備図鑑
2013年5月限定海域「敵泊地へ突入せよ!」において、最終海域「敵泊地強襲!」の海域突破報酬として入手が可能だった艦戦。日付から分かる通り、かなり初期から着任した提督以外は所持していない幻の艦戦である。
対空値+15と言うあまりに高い能力値のためか、登場から半年以上経った今でも開発不可。もう今の立場のままでもいいんじゃ
元ネタは大戦末期の日本海軍試作戦闘機「J7W1震電」。図鑑説明にもあるよう尾翼が機首に付いた先進的な形状(エンテ型)である。妖精さんが座ってる方向が進行方向。
B29迎撃用として開発が開始、最高速度が時速750km、エンジンが機体後部にあるので、空いた前部に30mm機関砲4丁など武装をガン積み予定など、計画上での性能は高いが、実際には数度の試験飛行のみで実戦には間に合わなかった。
プロペラをジェットエンジンに変えるだけで飛べる(ように見える)ことから、「震電をジェットエンジン、またはロケットエンジンに換装したものが震電改」とされることがある。
実際にはそのような計画は存在せず、上層部の妄想レベルで終わった構想。本機の「震電改」も「本来は地上用の震電を改造して艦上戦闘機とした」架空というか構想の機体。艦これオリジナルだと思われる。
エンテ型機はライト兄弟の飛行機など、黎明期においては何度か採用されたことはあるものの、通常の飛行機に比べて安定性が悪く操縦が難しいという欠点があった。また後ろにプロペラがあるので、脱出時に操縦士が巻き込まれてミンチになる恐れも…。これらは実用機とするには、コンピュータが導入されるまで解決できなかった問題である。
アメリカでもXP-55アセンダーというエンテ型戦闘機が開発されたが、無理があったらしく開発中止となっている。
ただ、ドイツでは…エンテ式ではないが、それよりも遥かに難易度が高い全翼型ジェット機をコンピューターなしに完成させてしまっている。なので震電もコンピュータなしでも頑張りゃいけたはずである。
妖精さんが明太子を食べてるのは図鑑説明にもあるよう福岡の飛行機メーカー、九州飛行機が開発に携わったから。
余談だが、この「震電」現在でもフィクションなどでは零戦並に人気。
「未完」で「脅威の性能」から「完成が間に合っていれば…!」という期待を感じさせてくれることや、その特異な外見がロマンに溢れているからであろう。
「1950年になっても戦争が続いている」「対米戦争が起こらず、日米同盟でソ連と戦う」といったようなif世界との相性の良さも人気の秘訣。
だが、逆に言えばそのくらいしないと開発出来るわけなかったということでもある…。
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コメント一覧
これが震電改かぁ・・・初期からの提督しか持ってないのか。どうりで新任の私はしらないはずだよ。
>震電は古参の方しか持ってないですねー。古参の中でもイベント参加していないと持っていないので、本当に一部の方しか所持していないだろうし、新しく始めた方だと完全に知らない可能性もありますね。
めっちゃ強いので開発落ちしてほしい反面、開発も大変そうなので悩ましいですねw