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図鑑No.041 甲標的 甲

公開日: : 装備図鑑

艦これ 図鑑No.041 甲標的 甲

開幕雷撃が行えるようになる水母・雷巡にとっての必須装備とも言えるもの。

これを装備することで、航空戦の後砲撃戦の前に開幕雷撃を行うようになる。砲撃戦後には通常の雷撃も行うため昼戦で計2回の雷撃となる。艦これではその戦闘の仕様上(ターン制)、開幕での攻撃の重要度が極めて高いので、実際の戦力向上は単純な2倍どころではない。

強力な装備であるが、装備できる艦種は雷巡・水母・潜水艦のみ

また、中破・大破していても開幕雷撃は可能。(砲撃戦後の雷撃は普通に不可能)ただし、与えるダメージは大きく減少はする。

2つ装備していても開幕雷撃を2回したりはせず、左上アイコンは魚雷だが、扱いは魚雷とは異なり、カットイン装備などの魚雷の数には含まれない点などは注意が必要。

入手方法としてはちとちよをLv12まで育てて改造するのが一番確実で早い。雷巡分は必ず確保したいところ。

上記の通り、水母・雷巡には必須装備。潜水艦Lv10になると自力で開幕雷撃が出来るようになるため、開幕雷撃の為に甲標的を装備し続ける必要は無くなる。ただし、潜水艦は改にするまでは装備スロットが1しかないため、雷撃値の高いこの装備を付けておくのもあり。改造して装備スロットが2つになった場合は、カットイン攻撃が可能となる魚雷×2の方が良い場合が多い。

 

この装備何物かというと、小型潜水艇。魚雷を2発まで発射可能な電池駆動1~2人乗り。敵港まで隠密で近づき港に対して魚雷を撃ちこんだりするのが主な仕事。本来の想定としては、艦隊決戦の直前に敵艦隊進路上に多数展開させてリアル開幕雷撃である。

それなりに速度は出せるので生存率は高いものの、小型過ぎて魚雷発射時に本体が安定せず、魚雷がぶれて命中率が悪かった。 また、排水量と比較して質量の大きな魚雷を放出するため、発射するごとに本体のバランスが崩れてしまい、隠密兵器なのに水上に本体を暴露するというなんとも残念な感じに…。

浮上しても水上の見通し距離が非常に短い、特眼鏡(甲標的の潜望鏡は特別設計であることと、存在が機密だったためこの名称となった)も短いために潜行中も観測距離が短く、その上、特眼鏡使用時は艦橋部が水上に露出しやすいと、小型であるが故の苦労は絶えなかった。

正式名称は「甲標的甲型」他に「乙型」や「丙型」がある。違いは主に動力周り。また「丁型」は一般に「蛟竜(こうりゅう)」と呼ばれている。

最初は名前だけ見たら「何かの的かな?訓練用か何か?」と思うかもしれないが、それはある意味正しい。この兵器の存在自体が極秘だったためこのようなネーミングにしている。

元々のアイディアは「人間を乗せて確実に命中する魚雷を作ろう」というもの。戦前だったので当然NGが出たが、低性能故にはがゆさを感じた搭乗員が生還を諦めて性能を上げようと考え設計したのが回天である。
その回天も、当初は脱出装置をつけなければ採用しないことになっていたのだが…。

史実では、英戦艦ラミリーズを大破させたりとそれなりに実績はある。また、近年での研究では真珠湾攻撃の際、出撃した5隻の内1隻はどうやら雷撃に成功したらしい、との説が有力になりつつあり、こちらでも戦果を上げている。

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