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アニメ開始に”艦これ”生みの親の一人が誕生秘話を語る

公開日: : オススメ

艦これアニメ開始に、”艦これ”の誕生秘話、舞台裏が“産みの親”の一人とも言えるエグゼクティブプロデューサーの岡宮道生氏より語られました。

内容では、「ここまでのヒットは予想してなかった」「登録者1万人で田中Pと『大台越えたね!』と喜んでいた」「女性ユーザーも多い」ことなどが語られています。

 

以下、一部抜粋。

(前略)

――そもそも、『艦これ』の企画自体はどのように立ち上がったのでしょうか。

岡宮 DMM.comの亀山会長が、新しい事業を立ち上げる人材を募集していらっしゃって。僕は元々ゲームに関わっていましたから、「DMMでもゲームを始めてはどうでしょう」と事業の提案をしたんです。

 とはいえ具体的に何を創って提供するか、というところで、付き合いの長い角川ゲームスの田中謙介プロデューサーに話をしたのが最初ですね。酒を呑みながらなんか面白いものいっしょに作りましょうと。その後、改めてシラフと呑みを混ぜつつ何度か会議して。(田中氏とは)お互いにシミュレーションゲームが好きなので、その方向で骨子を詰めていって。……というのが『艦これ』の原型です。

(中略)

――それがここまでヒットするとは、想定されていましたか?

岡宮 ないです(笑)。できればヒットして欲しいなぁという野心はありましたが、ここまで大きいタイトルになるとはまったく思っていませんでした。一応、プロジェクトとして採算は取れるように動かしてはいましたけれども、あまりこちらからターゲットを絞らず、こういうゲームが好きな方がやっていただいて、まずはそれで回せれば充分かなと。

当初は半年から1年で10万人登録が目標で、登録が1万人を超えた段階で田中さんと「大台越えたね」と喜んでたぐらいでした。逆に夏あたりからサーバの準備などが登録者数の増加に追いつかなくなってしまい、皆さんにご迷惑をおかけしてしまって……申し訳有りませんでした。

――女性ユーザーも多いのも特徴ですよね。

岡宮 これも想定外でしたので、ありがたいですね! 元々はガチガチの戦略シミュレーションを考えていましたし……。女の子と艦船ってモロに男子向けの題材ですしね。

 艦これ製作中の当時は、DMMゲームプラットフォームのフロアにもほとんどお客さんがいないような状況で、反響がどのぐらいあるか予想も難しく、社内でも全然期待されてなかったですから、本当に嬉しいです。ここまで大きくなったのは提督の皆さんのおかげです!

 ちなみにサービス開始当初はユーザーサポートも田中さんが自ら、ひとりで受けていて。これは本当の話なんです。

――それは……すごいですね。

岡宮 もちろんスタッフを増やすことも平行して進めていたんですが、、最初のうちはできるだけ僕らの手の届く範囲で、なるべく直接やっていこうという、今の状況を考えると無謀な話もしていました。僕も土日にユーザーサポートを手伝ったりして。ただ、ユーザーの皆さんから直接ご意見を受けることで、プレイして下さっているみなさんの熱量も伝わってきましたね。これはすごく貴重な体験でした。生の声で勉強させて頂いたことも多いです。

 

全文を読む→http://dmm-news.com/article/907742/

 

ここまで流行るとは思ってなかったというのは田中Pもよく言っているインタビュー記事を見かけるので、本当に想定外だったんでしょうねえ。

アニメも始まったし、2015年は人気ゲームとして定着するのか、一過性の流行りになってしまうのか、ひとつの分岐点になりそう。

個人的には当然まだまだ頑張って欲しいですね。冬イベも発表あったし、これからもまだまだ楽しみ。

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