“大発”は使える装備なのか？遠征効率からその性能を考察してみる。

あきつ丸が持ってきてくれる装備である「大発」。

遠征での報酬が増えるということで、私も含めて欲しい方も多いと思うんだけど、実際どんなもんなのか簡単ながら計算してみた。

ちょっと長くなってしまったので、読むのが面倒な方は下のほうの＜まとめ＞だけ見てくらはいｗ

「大発」の性能・効果

とりあえず先に「大発」の性能から。

1つ装備するごとに遠征での報酬が5％増える。最大4つまで累積可能で20％。

大成功の1,5倍にはそこから上乗せされるので、最大で元の報酬から1,8倍ということになる。

現状で装備出来る艦娘は、あきつ丸か水母のちとちよのみ。

彼女たちは改造前の装備スロットが2スロット、改造後で3スロットなので、実質4つ大発を装備するためには、遠征に2隻以上連れて行く必要がある。

また、現状で大発を手に入れる手段は、「あきつ丸」を入手以外はない。

大発についでの詳細はこんな感じ。

それではちょっと遠征でどのくらい変わるか考察してみます。

最も遠征効率がよく、多くの方が遠征している「5:海上護衛任務」で少し考察してみます。

この遠征での最低構成は4隻で必須な艦種は軽巡1駆逐2（+残り1隻）。今回はキラキラで行うようにして、さらに100％大成功となるように6隻の編成を想定。

通常成功での報酬は200/200/20/20で単純な合計値は440。大成功で660。

消費資材（燃料/弾薬）については、睦月型改が15/15、あきつ丸改が45/25、ちとちよ甲が35/45。

当遠征での消費資材は燃料が5目盛り。少数は切り捨てとなるので、それぞれの消費は7、22、17。

その差はそれぞれ7(±0)、22(-15)、17(-10)となる。

またキラキラをつけることを前提としているので、1-1をとりあえず1周。2戦での消費は4目盛りなので、

その際の消費資材は睦月型改6/6(=12)、あきつ丸改18/10(=28)、ちとちよ甲14/18(=32)

あきつ丸の消費が16多く、ちとちよが20多め。

ここまでの1-1への出撃＋遠征での資材消費の差は睦月型に比べて、あきつ丸が31、ちとちよが30悪化。

そしてやっと本題の大発装備時。

1スロット→660からの1,05倍で693（+33）

2スロット→726（+66）

3スロット→759（+99）

4スロット→792（+132）

となる。

上記の通り、悪化した燃費分を考えると1スロット分ではほぼプラス分はなし。

2スロット、3スロット分あって初めて少しプラスとなる。（2スロで約30、3スロで約60のプラス）

また、4スロットに関してはあきつ丸改とちとちよ甲や改ではスロット数が3なので、2隻いれなければならないので、睦月型2隻を抜いて2隻入れるとなると消費資材の悪化分も2倍となり約60であり、実際の報酬上昇分は約70となる。

＜まとめ＞

ここまでの結果で分かるように実はそうでもない装備だったりする。

やはり問題となるのは装備できる艦種。毎回遠征に出すには駆逐艦に比べて消費が多すぎる。また、あきつ丸に関しては、水上戦そのものが弱いのでキラ付けもちょっと大変だったり。

今回は海上護衛任務で考察したが、弾薬も消費する遠征であれば、その消費資材はさらに悪化するので、実入りはもっと少ないものとなる。

ただし、これは遠征の必要編成が自由であるため駆逐艦とくらべているからであり、当然、水母必須の遠征のMO作戦なんかではもちろん「大発」があったほうが良く、数個持っていれば鋼鉄稼ぎなどに向いた遠征となる。

また、”元”の報酬自体が多めの長時間遠征ではその効果は大きくなることは言うまでもない。

結論としては、もちろんあるに越したことはないが、現状大型建造でしか手に入らない装備であるため、資材を溶かして慌てて取りに行くほどの装備ではないといった感じではないかと。

課金なんかであきつ丸を狙ったりはする必要ないと思いますので、参考までにｗ

以上、長くなりましたが、「大発」に関する考察でしたー！

それではまた(´∀｀*)ﾉｼ